日時:
2010/11/09
分類:
見出し:
写真展 常一が見た「芸予」
内容:
山口県周防大島町出身の民俗学者宮本常一(1907~81年)の足跡を伝える巡回写真展が、広島県大崎上島町で開かれている。3回訪ねた記録が残る大崎上島をはじめ、大崎下島(呉市)や大三島(愛媛県今治市)など宮本が撮影した写真で芸予地方の暮らしを紹介している。
周防大島文化交流センター(周防大島町)が呼び掛け、大崎上島町、三原市、愛媛県上島町を巡回する。
センターがまとめたパネル27枚150点の写真を展示。
ミカンの木が茂る丘や木造船の建造など50、57、74年に訪れた大崎上島の様子などがうかがえる。
NPO法人かみじまの風は、今と昔の風景を比較できる写真を関連展示している。
巡回展は28日まで、大崎上島文化センターで午前9時~午後5時。無料。
【写真説明】大崎上島など戦後の芸予地方の暮らしを写した巡回展
宮本常一の写真展が大崎上島で開催されている。
誰かレポートしてくれないか、調べると、中国新聞さんがヒットした。
写っている写真を見ると、以前調べた写真が数点あがっている。
展示されている写真の中に、写真集とは違う知らない写真があるのではないか、非常に関心がある。
島の文化活動が、しっかりしてれば、みなさん ご家庭に眠らせている昔の貴重な写真がきっとたくさんあるはずなのだ。
温故知新ではないけれど、もっと電子保存活動が活発であったらと思う。
歴史は足元を探せばあるはずなのだ。
一番 もったいないと思うことが、島の木造船建造の活発な時代、閉鎖性経済といわれていたにもかかわらず、ミニバブルがはじけていた明治・大正・昭和の雇用体系、お金の流れ、島の変貌していく様子など、もっと探っていけば凄いものがたくさん眠っているだろう。
微力ではあるけれど、個人が、徐々に積み上げていくしかないのだろう。
宮本常一といえば、周防大島だけれど、それに関連して、「みずのわ出版」の存在が気になる。
みずのわ出版といえば、「島―瀬戸内海をあるく」の斉藤潤さん
お元気にされているのだろうか?
知らないけれど、間接的に知っている不思議な関係
ネットならではの、リレーションとは、このことか?
「八濱漂泊傳」の高原さんから頂いたメッセージ
(一部抜粋)
今年の7月には、
私の伝馬船『勝丸』を福岡~岡山へ回航した折に
大崎上島の紫雲丸記念館を訪ね、
女木島沖の沈没現場にも立ち寄りました。
夏の備讃瀬戸は、「海の復権」というコンセプトを掲げる
『瀬戸内国際芸術祭』で賑わっていたけれど・・・・
紫雲丸事故については、誰も知らない様子。
本四架橋の膨大な予算捻出の理由にされながら
紫雲丸事故の記憶は喪失してゆくばかり。
『旅する櫂伝馬』が女木島沖まで遠征する日を
心待ちにしています。(ちょっと遠いけれど)
ということで、是非、『旅する櫂伝馬』の大崎衆のみなさん
是非、岡山へ、そして大阪湾から木津川へ
(勝手に書いていいのだろうか!)
『旅する櫂伝馬』のお陰で色々な人と出会うきっかけができました。
本当に内容の濃い「瀬戸内海全般」を含むスケールのでかい活動だったと思います。
これからの自分の課題として自分の海の道を探さなければいけません。
NHKの「てっぱん」が、視聴率がいいですが、その次は、「櫂伝馬」が登場しなければいけないと、勝手に思っています。
櫂伝馬の歴史を考察する1
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