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経産省や中国電、来年度に高効率石炭火力の試験プラント建設-日経

11月28日(ブルームバーグ):経済産業省は中国電力やJパワーと共同で、発電効率が55%以上と世界最高レベルの石炭火力発電所の開発に取り組む、と28日の日本経済新聞電子版が伝えた。
  来年度から中国電力の大崎発電所(広島県大崎上島町)に出力17万キロワット級の試験プラントを建設する予定で、総事業費は計1000億円以上に達する見込み。このうち3分の1を経産省が補助すると報じている。
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大崎上島町議会だより11月号から


基本法の制定を交通基本法案は、国会において継続審議中ですが、


大崎上島町議会だより11月号から
島の移動権としてフェリーやバスをどう充実


基本法の制定を

交通基本法案は、国会において継続審議中ですが、移動権の明記をめぐって議論が分かれています。
離島としてフェリーやバスなどへの支援基準が明確になることを期待しています。
離島だから不便は当たり前の最低限での支援策では、ますます、過疎化は進行するばかりであり、自治体での、より住みよい地域づくりへの支援と並行する対策となることが必要です。

公共交通連携計画は

町は昨年、公共交通を維持・発展させることを目的として、連携計画を策定しました。
住民アンケートの結果を基にして、陸上交通や海上交通、また周辺地域との将来的な連携のあり方なども踏まえての総合的な計画です。
この計画は、将来に向けて公共交通の利用意識の向上を図ることと、現状における交通手段の維持・継続を大きな柱とし、要望事項等については、検討事項とされています。
実験運行として今年10月から明石・垂水間のバス増便が実施されますが、この結果をもとにしながら、更なる実証試験が行われることとなっています。

議会としての要望事項

議会としても当然のことながら、各常任委員会や特別委員会で交通問題に対しての取り組みは継続していますが、連携計画策定にあたり、全員協議会において協議し、要望書を提出しています。
その中では、竹原間フェリー航路の一本化や、高速艇の存廃議論などもありましたが、実証試験への要望書に取りまとめ提出しています。

・デマンドバス・デマンドタクシーの運行(充足できれば、高速艇の将来的な廃止も可能では)
・竹原港と白水港・垂水港の交互運行の実施(帰着港の不便解消と、将来的な港の統一化)
・フェリーの最終便の時間延長(アンケートでも最も多い要望)
・町内から東広島市への直通バスの運行(乗継なしのバス移動の実現)
・フェリーの車乗船料金の低廉化(安芸灘大橋通行料金をモデルとして)
などとなっています。

事業の具体的検証を

こうした要望は提出しているものの、連携協議会ではこれまでのところ具体的な調査や議論は行われていません。
町の交通対策費用がすでに一億円を超えている現状の中で、大きな費用を投入することは非常に難しいわけですが、国や県の担当者も委員として参加している連携協議会の中で、実証実験としての着手ができれば大きな意味があります。
町の活性化に向けての対策と、住民の利便性の継続と交通事業者の継続性を、それぞれに保持することは簡単なことではありませんが、創意・工夫を凝らして進まねばなりません。

架橋促進期成同盟会が復活へ

竹原市・東広島市(旧安芸津町)と大崎上島町とで、結成していた期成同盟会は長年休止状態でしたが、活動を復活することが確認されています。
この会の活動が、架橋を含めた広域的な交通問題を協議する場となれば、今後の交通対策を充実する上で大きな足ががりとなります。
交通問題調査特別委員会においては、竹原市長・議長に対し、こうした活動再開へのお願いと、高速艇運行にかかる一部赤字補填の要望活動を行うと共に、山陽商船・大崎汽船・安芸津フェリーへの要望を行うこととしています。
住民全体の協力で
今後の交通対策においては、島全体、地域全体の利便性を保持するために、現状を取捨選択することも想定しなければなりません。
こうした局面を迎えた際には、議会としては極力情報をオープンにしながら、納得のいく協力体制を目指したいと思っています。





過去の関連記事

今後の交通問題

瀬戸内・海の道構想案を発表




温故知新


PJニュースで穂高 健一さんが記事を書かれていた。

秋の旅路、瀬戸内沿岸の歴史を訪ねて(7)=木江港・広島県

氏の望郷の念は、雑誌 島へ のなかにある小説「海は燃える」のなかでも如実に表現されている。

同郷の人間として、身に浸みる思いだ。


PJニュースは他にも写真家の滝アヤさんも、ちょくちょく写真を撮影掲載していただいている。

斉藤潤さんも、生野島関連で、恩師の息子さんと知り合いと、とかく世間は狭い。

とにかくも、インターネットの恩恵は、色々な人と接点をもてることだ。



島へ。5月号


消えたオチョロ船 井伏鱒二


このブログも記事が346にもなり、ブログについている検索機能を使って過去の記事を参照するようになった。

どうしても一覧性もよくないし、かといって手抜きはできるのでブログを使っているけれど、正直いって管理できていない。

過去、自分の書いた内容に驚くことが多い。

「大しまはく」開催で合意 広島・愛媛知事「2、3年後メド」

2011/11/1 1:48


 広島・愛媛両県が連携について話し合う広島・愛媛交流会議が31日、両県の知事と商工会議所連合会会頭が出席して広島県大崎上島町で開かれた。会議では愛媛県の中村時広知事が提唱する、しまなみ海道を舞台にした「大しまはく」(大島博覧会)の開催について、広島県の湯崎英彦知事が「連携して取り組みたい」として両県で開催を目指すことに合意した。

 大しまはくは愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶしまなみ海道沿いの市町を舞台に、半年間にわたって連続した集客イベントを開く試みで、「2、3年後をメドに」(中村知事)開催する構想。瀬戸内海の道構想を掲げる湯崎知事は「海の道構想の具体的中身にあたり、大賛成」と前向きに取り組むことを表明した。

 両県の交流会議は毎年持ち回りで開催し、今回は広島県の主催で大崎上島町にある広島商船高等専門学校の練習船「広島丸」の船上で行われた。





全長59.4 kmしまなみ海道は、注目すべき観光ルートであるけれど、通行量は本四架橋の中で最低であり、そのかわり自転車専用道が備わっているため、ツーリング大会は盛んに行われている。

既存の観光産業を整理見直しを図り魅力的な観光地としてアピールすることが目的だ。

しかし、問題は本土との交通体系から外れた大崎上島である。

以前も書いたけれども、呉からのとびしま海道と、しまなみ海道をまさに海の道として、大崎上島を接点として結びつけるかにかかっている。

なぜ、交通網の外された大崎上島でこの場所で会議がおこなわれたのだろうか。

知恵熱がでるぐらい、知事に向かって提案をどんどんだして欲しいと思う。
皆さんが想像している以上に実際は身近にいる存在になっているかもしれない。


大崎上島には光ファイバーも設置されている

住民力で櫂伝馬をはじめ注目を集める場所になりつつある

海というテーマで、 櫂伝馬、商船高等学校を含む体験学習、伝統の造船、島にある活かされていない施設を十分活用し、人的交流を更に深め、永続性のある黄金の島に回帰してもらいたい。

残された道は交流人口を増やし島の活性度を高める

宝物は足元にある

これ以外にないのだから。

是非、奮闘して欲しいと思います。



広島大に木造船「櫂伝馬」


東広島市鏡山の広島大は31日、瀬戸内の水軍が起源とされる木造船「櫂伝馬(かいでんま)」2隻をキャンパス内の山中池に浮かべた。同大のホームカミングデーや大学祭のある5、6の両日に遊覧乗船できる。

 櫂伝馬は全長11・5メートル。学生たち来場者に地域の伝統を知ってもらおうと、竹原市の保存会から借りた。女性ボランティアの2団体が漕ぎ、両日とも午前9時半~午後4時10分に無料で乗船できる。

 5日のホームカミングデーはキャンパス内で講演会や連携市町の物産販売がある。5、6日の大学祭では模擬店が並び、バンド演奏などで盛り上がる。

【写真説明】クレーンで東広島キャンパスの山中池に移される櫂伝馬






「海の道構想」推進で合意


広島、愛媛両県の知事と経済界代表による広島・愛媛交流会議が31日、広島県大崎上島町であった。広島県の湯崎英彦知事と愛媛県の中村時広知事は、瀬戸内海への観光客誘致で地域活性化を目指す広島県の「瀬戸内・海の道構想」で、自治体による推進組織の設立に合意した。

 湯崎知事が「自治体の枠組みを越えて瀬戸内海をブランド化したい」と協力を要請。中村知事は「瀬戸内海は両県の宝。大いに賛同したい」と応じた。知事間で推進組織の設立に合意したのは、岡山に続き2県目。

 中村知事は愛媛、広島両県の島々を会場にした「大島博覧会」の計画案を披露し、協力を要請。世界から自転車愛好家を呼び込むサイクリングイベントを核に、瀬戸内海の国立公園指定80周年に当たる2014年ごろの開催を目指すという。

 湯崎知事は「瀬戸内海の美しさを知ってもらうきっかけになる」と連携を表明した。

 このほか、瀬戸内しまなみ海道のサイクリング客を増やすため、自転車通行料金の無料化を国に求めることなども確認した。

【写真説明】瀬戸内海を生かした観光振興策などで意見交換する湯崎知事(右)と中村知事






海の道といっても、実に対象が多く、まとめ上げるのに大変な作業が必要だろう。

一番 注意しなければいけないのは、散漫になるのではないかとう危惧だ。

食、文化、行事、 

瀬戸内海全域として捉えると実に広範囲であり、焦点が定まらない。

時代の波に流されようとしていたものを再び手ですくうのは、大変なことだろう。

もしかすると、途方も無い作業が待ち構えているかもしれない。

しかし、それもいい機会なのだ。

改めて瀬戸内海の海洋文化の深さに驚くことになるかもしれない

真剣に海と接し合うことは、海洋文化の理解するうえで避けてとおれない道なのだ。




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