広島・愛媛両県が連携について話し合う広島・愛媛交流会議が31日、両県の知事と商工会議所連合会会頭が出席して広島県大崎上島町で開かれた。会議では愛媛県の中村時広知事が提唱する、しまなみ海道を舞台にした「大しまはく」(大島博覧会)の開催について、広島県の湯崎英彦知事が「連携して取り組みたい」として両県で開催を目指すことに合意した。
大しまはくは愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶしまなみ海道沿いの市町を舞台に、半年間にわたって連続した集客イベントを開く試みで、「2、3年後をメドに」(中村知事)開催する構想。瀬戸内海の道構想を掲げる湯崎知事は「海の道構想の具体的中身にあたり、大賛成」と前向きに取り組むことを表明した。
両県の交流会議は毎年持ち回りで開催し、今回は広島県の主催で大崎上島町にある広島商船高等専門学校の練習船「広島丸」の船上で行われた。
全長59.4 kmしまなみ海道は、注目すべき観光ルートであるけれど、通行量は本四架橋の中で最低であり、そのかわり自転車専用道が備わっているため、ツーリング大会は盛んに行われている。
既存の観光産業を整理見直しを図り魅力的な観光地としてアピールすることが目的だ。
しかし、問題は本土との交通体系から外れた大崎上島である。
以前も書いたけれども、呉からのとびしま海道と、しまなみ海道をまさに海の道として、大崎上島を接点として結びつけるかにかかっている。
なぜ、交通網の外された大崎上島でこの場所で会議がおこなわれたのだろうか。
知恵熱がでるぐらい、知事に向かって提案をどんどんだして欲しいと思う。
皆さんが想像している以上に実際は身近にいる存在になっているかもしれない。
大崎上島には光ファイバーも設置されている
住民力で櫂伝馬をはじめ注目を集める場所になりつつある
海というテーマで、 櫂伝馬、商船高等学校を含む体験学習、伝統の造船、島にある活かされていない施設を十分活用し、人的交流を更に深め、永続性のある黄金の島に回帰してもらいたい。
残された道は交流人口を増やし島の活性度を高める
宝物は足元にある
これ以外にないのだから。
是非、奮闘して欲しいと思います。
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