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近畿広島県人会


1月月末に近くによったおり近畿広島県人会にいってきました。

広島さんぽに、清風館がのっています。





与太話ですが、大崎上島のこと、櫂伝馬のこと、今回の映画のこと、いろいろなことを話してきました。

タイトルは、「東京家族」
2011年4月にクランクインし、6月末にクランクアップ、9月の完成を予定ということですが、最高の絵を差し込んでいただければと思います。

おそらく、木江の貴重な木造建築を証明する最後の映像になるかもしれません。
窓をひらけば飛び込んでくる海の原風景

ぜひとも最高のホットスポットを探していただき、都会と田舎の人間模様を旅情豊かに表現していただければと思います。


そのことが、朽ち果てていく文化財のはなむけであり、少しでも保存の方向に動く可能性を広げることになることを祈ります。


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失業者用シェルターが資金難

民間団体「反貧困ネットワーク広島」が広島市内に設けている一時避難所(シェルター)の運営が厳しさを増している。長びく不況で利用する失業者が後を絶たない一方、寄付頼みの運営資金は底をつく状態。ネットワークは「このままでは存続するのが難しい」と危機感を募らせている。

 ネットワークは2009年2月、広島県内の弁護士や社会福祉士が設立。失業者たちを対象とするシェルターを東区と南区に計6室を設け、生活保護申請の決定が出るまで数週間、無料で提供している。

 1月末から南区のシェルターを利用している男性(58)は「ここに入ることができたから路頭に迷わずに済んだ」と感謝する。

 昨夏、飲酒運転事故で免許を取り消され、職を失った。「生活保護を申請し、再出発したい」と話す。これまで約140人がシェルターを利用し、今も満室の状態だ。

 シェルターの運営費は団体と個人会員の寄付金に頼っている。しかし10年度に入って団体からの大口寄付がなく、初年度に200万円を超えていた運営資金は10万円前後に減っている。1カ月の経費は家賃や光熱費など計20万円に上り、2月からは赤字運営を強いられる見通しだ。事務局=電話082(227)8181。



【写真説明】シェルターの一室で過ごす男性



あらためて提案したい。
自殺者年間3万人超の日本の現状は、都合のいいグルーバリズム、経済戦争淘汰主義による有権者たる日本国民に向けられた殺人装置の結果にちかい。
国民にやさしくない日本にいつからなったのだろうか。

売れ残りの食べ物は焼却され、お金のない労働者は、路頭に迷い野宿をする。
同じ日本人なのに、社会に余裕もなければ、弾力性もない。
人として甲乙つけても意味がない。


遠慮なし言えば、社会システムが崩壊している。
橋を作っても車の通らない道路を作っても人は救えない時代になったことを自覚すべきだろう。

あなたの身近な周りに自殺した人がいないだろうか?

貴重な労働力を無にしてきた政治、国民意識の疎さには癖壁する。
いまこそ隣人を愛せよといいたい。
社会共同体意識を取り戻さなければいけない。

社会の連携がうまくいっていれば、一時就労に農業を利用してもらったり、社会と人を結びつけるきっかけをたくさん増やすべきである。

必ず、win to win の関係が成立できる場所があるはずだ。

大崎上島には、家も土地もある。
有効活用して、社会復帰するまで活用してもらい、第二の故郷として感謝してもらえるだけで、どれだけ人間として感謝される地域になるだろうか?


弱者は自己責任、そして自殺など、あってはいけない。

もし、賛同して頂けるのなら、新しい大崎上島の活用を発案・具現化して欲しい。

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自殺者三万人超の実相

斎藤貴男:『強いられる死 自殺者三万人超の実相』



この本を何度も読んでいます。
三万人超の自殺者の分析です。
ノンフィクションで、知っている案件もあります。
迫真に迫るレポートです。
自殺の危険は実に身近なものです。
労働者だけでなく、経営者も同じ人間であり、自殺は社会システムとして組み込まれています。
決して自分は大丈夫などと考えてはいけません。


それと同時に人口統計による将来の日本の予測を書いた貴重な論文も手にすることができました。

それによると日本の財政破綻は避けてとおれない
女性の出生率も今のままの危機的状況では、将来の労働人口も見込みがない。
移民を仮に1,000万人うけいれたとしても、国民年金さえも、また生活保護の支給できる財源も確保できない。消費税アップしたところで、処方箋にはならない。
近未来に数万人は餓死するのではないかという予想です。

将来おこるであろう危機的状況に陥る前に、命を含めセーフティネット作りが必要です。

寸足らずの記述ですが、時間があれば、この内容は掘り下げてしっかりブログ化していこうと思います。

雑誌 島へ。



日本で唯一の島マガジン『島へ。』




2月号が発売されました。

昨日、紀伊國屋で立ち読みしていました。
そして今日、購入しました。
入手はちょっと、島ではしんどいかもしれませんが、ネットで取り寄せもできます。
郷土の先輩、作家 穂高健一さんが「海は燃える」で野賀の鼻をかかれています。

穂高健一さんの記事は他にも、竜馬の「新政府綱領」成立の謎=東京新聞で取りあげられました。
四藩連合の軍事同盟は大崎下島で結ばれたとの内容です。

下島は詳しいので、個人的にコメントできないこともあり複雑です。

しかし、雑誌「島へ。」
昨日、今日と、3冊も売れていたので、想像以上に人気が上がっている感じがします。
隔月が、毎月になるよう、人気の専門誌になることを祈っています。

出版社の人も少数で忙しく仕事されているみたいです。

なんというか、愛着のある自分のための雑誌になっています。


今年の夢・目標


大崎上島のことをいろいろと書いてきた、このブログですが、私事をかきます。


もし、自分自身の山を乗り超えたら、今年は、今までの後方支援的役割のホームページづくりはやめ、協力者、同士の方とちゃんとした組織をつくり、口だけでなくちゃんと実効性があがるよう連携をとり、ひとつの形にしたい。

実際の組織の形態は考えていませんが、同好会的なことからスタートするかもしれません。

大都市や、メディアにメッセージ性、問題提起できるよう社会性も具備できればと思います。


当然、今まで匿名性で作ってきましたが、私の素性も公開いたします。(たいしたものではありませんが。)


とにかくオープンな形で、夢、悩み、話が共有できる場所が必要だと思います。





大崎上島の文化

交通弱者であるから、ある面、島の文化が 保存されてきた。

島の文化は、造船、みかん、櫂伝馬、太鼓、

それ以外に相互扶助の精神がある。

逆に都会で失われたものが、実はこの精神である。

大量消費社会が、生活の中で侵食し、元来の人間的空間もすべて失ってしまった。

住宅ローンに追われ、自給自足できた時代に程遠い、お金がなければなにもできない時代になってしまった。(これは、脅迫概念、錯覚なんだけど)

大量消費社会の弊害、消費社会にもっとも効率的な、核家族、単身化が、どれだけ社会と絆が希薄になり苦しめているか、考えてみれば、ぞっとする。

自殺者数年間3万の時代(われわれは消費社会のブロイラーではないのだ!)

島が輝きをもてるのは、

思いやり、相互扶助の人間が本来もっていなければいけない、

消費社会で失われたマナーが現存しているからだ。

便利な時代は、いつの世でも、必ず反転し、人を裏切り、最後に人に反省を促す

お金をもっていても、天国にいけるとは限らない

幸せとは、なんなんだろうか。

個人責任とはいっても、人間は所詮 スーパーマンではない

いや、むしろアホである。

息抜き、相談、会話、

共有のスペースは必要なのだ。


大崎上島の輝きは、きっと次の時代の宝として、見直されるだろうことを祈っている。



できれば、相互扶助の精神を発揮し、島は高齢化だけれど、
安心して暮らせる場所、工夫さえすれば、最低限の生活は維持できる場所にしなければいけない。

また、しっかりといきいきできる場所として、具体的目標を掲げ、地域社会が連携、アピールできればと思う。


今年は、瀬戸内海中部地方が、映画、アニメと注目される年になるだろうけれど、そういった空気が、山田洋次監督のフィルムに入ることを期待しています。


大量消費社会の否定こそ、次の時代のキーワードなのだ。

島が輝く時代がやってくる。

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