島の文化は、造船、みかん、櫂伝馬、太鼓、
それ以外に相互扶助の精神がある。
逆に都会で失われたものが、実はこの精神である。
大量消費社会が、生活の中で侵食し、元来の人間的空間もすべて失ってしまった。
住宅ローンに追われ、自給自足できた時代に程遠い、お金がなければなにもできない時代になってしまった。(これは、脅迫概念、錯覚なんだけど)
大量消費社会の弊害、消費社会にもっとも効率的な、核家族、単身化が、どれだけ社会と絆が希薄になり苦しめているか、考えてみれば、ぞっとする。
自殺者数年間3万の時代(われわれは消費社会のブロイラーではないのだ!)
島が輝きをもてるのは、
思いやり、相互扶助の人間が本来もっていなければいけない、
消費社会で失われたマナーが現存しているからだ。
便利な時代は、いつの世でも、必ず反転し、人を裏切り、最後に人に反省を促す
お金をもっていても、天国にいけるとは限らない
幸せとは、なんなんだろうか。
個人責任とはいっても、人間は所詮 スーパーマンではない
いや、むしろアホである。
息抜き、相談、会話、
共有のスペースは必要なのだ。
大崎上島の輝きは、きっと次の時代の宝として、見直されるだろうことを祈っている。
できれば、相互扶助の精神を発揮し、島は高齢化だけれど、
安心して暮らせる場所、工夫さえすれば、最低限の生活は維持できる場所にしなければいけない。
また、しっかりといきいきできる場所として、具体的目標を掲げ、地域社会が連携、アピールできればと思う。
今年は、瀬戸内海中部地方が、映画、アニメと注目される年になるだろうけれど、そういった空気が、山田洋次監督のフィルムに入ることを期待しています。
大量消費社会の否定こそ、次の時代のキーワードなのだ。
島が輝く時代がやってくる。
PR