今から、13年前、ダイアルアップルーターを使ったネット接続を初めてした。(それ以前は、筑波にある衛星アンテナを使って衛生経由でDosPCを使い東京のホストコンピューターのデーターが表示される、そんなことを偶然にも、仕事で経験できた、インターネットの前進はものすごいコストをかけて情報の共有化をしていた。結局、ISDN、ADSL、光とほとんどすべての回線を使ったネット接続を経験してきた、つまり単なる自己満足です。なんの足しにもならん・・・・)
当時、田舎の風景はまんざらでもないなと、お国自慢ではないけれど、
ずっと、ずっと、思っていたけれど、
年齢を重ね、色々な地方に住むことになり、感じたことは、
やっぱり、ふるさとは日本一だという望郷の念だった。
造船、みかんとうまい具合に、世の荒波にほかの島々は過疎化がすすでいたけれど、それでもなんとか世渡りだけは上手くいった場所が大崎上島というところだ。
やがてそれも通用しない時がくる。
産業の空洞化は、人口の定着を悪化させ、一気に傾斜していく。
お金のうまない場所は人のさるのも早い。
何時の時代でもそんなものなのだ。
橋も架らない、便利でないことが、逆にこの場所でしか残っていない忘れた日本の良さを守ることになり、それをあまり地元の人には気がつかない。
だから、島の人は島の良さを具体的に発言しても、やはり違和感がある。
それは、世間体を気にした中身のない話が多いからだ。
限られ時間で、数々の社会的制限の中でどれだけ、的確に表現できるか?
この命題をクリアーできる人は何人いるのだろうか?
貨幣経済の行き着く先は、結局 モノをお金さえ 払えば何でも買える
貨幣万能主義だったけれど、
それでは、裕福になっているはずの日本の現在はどうなのだろうか?
山田洋次監督は時代のテーマを撮影できる、稀有の天才映画監督だ。
決して懐古主義だけではない、強烈なテーマをどう映画化していくのか、
また2人の出会いが、どう映画に反映していくのか
謎解きと推理と自己の願望と、
ぐたぐたになるぐらい
面白い日が続くと思うと、
嬉しくてたまらない。
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