ゴールデンウイーク(GW)に山陽道小谷サービスエリア(東広島市)で行ったテスト販売では1660個を売る人気。果実を加工して長期保存を可能にし、規格外品の活用も狙う。
飲料の元の生ソースづくりを最初に手掛けたのは、町の障害者施設ふれあい工房。缶詰を使うのが一般的だが、昨年夏に始めて県内の野外コンサートなどで飲料を売り出していた。
今春は、福祉サービスを備えた賃貸住宅を手掛けるコミュニティシステム合同会社(広島市中区)が、地域の資源を生かす振興策として参入。
1日約2万台が利用する小谷サービスエリアで、売れ行きを確かめた。
4月29日~4日の6日間で、ミカン、レモン、ユズ、キウイの4種(350ミリリットル入り各400円)を販売した。
さいたま市の主婦池田聡子さん(45)は「さっぱりとしておいしい。島にも行ってみたい」と、観光客の評判も上々だった。
【写真説明】好調な売れ行きだった大崎上島町の果実入りスムージー(小谷サービスエリア)
大崎上島がひとつに合併して以来、食べ物の企画ではたくさんあがってきたが、島外に新企画で売り込むのは、初めてではないだろか。
もっとも、商売に疎遠とする福祉関連の組織がこういった企画を打ち出すのだから、本業の生産者・商工会関連も、もっと積極的に企画立案してはどうかと思う。
お歳暮 お中元に、上島パックなど、特産品を商品化するなどすれば、生産者も活気づくだろう。
自慢すべき、いい物が実は多い場所なのだから、他の業種も、がんばって欲しいものだ。
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