'11/1/26
広島県大崎上島町の東野小で25日、島で捕れる魚について学ぶ授業があった。全校児童66人が、大崎上島漁協の沖原吉孝組合長(66)からタイのおろし方や郷土料理のたいめしについて聞いた。
魚離れが進む中、海に囲まれた島の環境の良さを知ってほしいと町観光協会の増本真会長(74)が発案した。
児童はタイのさばき方を間近で見学。包丁でうろこを取り除き、手際よく内臓を取り出す様子に驚き、うろこ取りも体験した。
三枚おろしにした7匹は26日の給食で、たいめしと潮汁で味わう。うろこ取りをした6年笠原駿希君(12)は「島で育つ魚のことが分かった。もっと詳しくなりたい」と喜んでいた。
【写真説明】うろこの取り方を沖原組合長(左から2人目)から習う児童
PR