中国新聞で報道されたこのニュースがきっかけだろう、
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日時:
2009/01/17
分類:
観光
見出し:
島の香り がんすバーガー
内容:
広島県大崎上島町に、ご当地バーガーが誕生した。その名も「がんすバーガー」。魚のすり身を揚げた「がんす」と、しょうゆベースの照り焼きのタレなどは地元産の特製だ。「佐世保バーガーのように愛される島の名物に」と夢は膨らんでいる。
大串の障害者施設「ふれあい工房」が、東野のスーパーに開くパン店「HOGALAKA」で販売。毎週火曜にがんす約50個を仕入れ、水曜から作る。1個280円で粒マスタードかマヨネーズ味を選べる。
「島独自の産品を組み合わせて何かできないか」と話が持ち上がったのが発端。「がんす」をつくる相原かまぼこ店の相原和八さん(44)、岡本醤油(しょうゆ)の岡本康史さん(38)が協力を申し出て誕生した。
【写真説明】「がんすバーガー」の出来栄えについて話す、左から相原さん、中尾円店長、岡本さん
写真:
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がんすバーガーがヒットしている。
地域限定で販売しているここでしか食べれないハンバーガーだ。
地域と物(食べ物)がマッピングできた成功例だろう。
ネット、特に食べ物は、
ロングテール化する傾向にあるので、うまくマッチしたのだろう。
この島に必要なのは、農業、商業、工業いずれも、成功事例だろう。
名物が増えることにより、生産者も地域も活気がつく。
大量消費時代と対極の少量消費時代でも、いいじゃないか。
大きな消費はこの島ではのぞめないけれど、
独自性は十分あるだろう。
地域の宝とは、他の地域の、まねのできない成功事例を
安易に模倣することではなく
独自性を見極め、自分の足元を探してみるほうが、遙かに得策だろう。
大崎上島の独自性とは、なんなんだろうか?
古びた感性で、この島の魅力を捉えることのできない人は、わからない。
他地域の若い人と、肩の凝らないミィーテングは、情報感度の鈍った人にとって
リフレッシュになるだろう。
離島(私は大崎上島の何処が離島なのか分からないが)ならではの、
滞在時間を長くして、安くゆっくり休める場所を提供したり、
落ち着ける空間があれば、どれだけいいだろうか。
つまり、島に旅をするのは、、自分探しの目的の旅
「ここにくれば落ち着ける」場所・空間づくりの提供は、最低限必要だ。
大崎上島には、どの都会にもあるマクドナルドも、ファミレスも、ないけれど、
これは、実は大きなメリットなのだ。
画一化されていない場所の魅力は、
実は都会疲れした、都会人の方がよくしっている。
企画化された、食べ物、建物、ファッション、
はたまた生き方
それは、本当は贅沢とか「実践しながら生きる・体験する」ことと
かけ離れたものなのだ。
限界過疎に近い島になりつつあるけれど、
ライフラインの要である電機もガスも水道も、
インターネットもひかれている。
倒壊寸前の、都会では拝むこともできない
貴重な木造の家も多い。
離島でありながら、広島からも、東京からも、飛行機を使えば異常に近い
単に魅力を知らないだけなのだ。
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