暇を見つけては、ミカンさんに頂いたビデオを見ています。
2日間の記録の映像ですから、
時間がかかります。
iPodで見るには、フォーマットを変えなければいけないので、持ち運びをどうしようかと思っています。
東芝のギガビートにいれて、じっくりと、聞き取りにくい部分を調べていこうかなと思います。
今回行われたプロジェクトを冷静に分析すると、
色々な部分で、
これが、スタートとならなければいけない、
貴重なターニングポイントだと思います。
それは、
大崎上島の櫂伝馬競漕の存続もかねて、
また、和船文化の復興と全国に向けての情報発信、
情報整備づくり、
次世代の、海洋文化を担う、有志の方々のイベントの参加、
・・・・瀬戸内和船工房の愛弟子にあたるみかんさん、
シーカヤックの野村さん・・・・
当然、面識はないけれど、
素晴らしい人材がたくさんいることだと思います。
これは、偶然を装った、必然だと思います。
島の文化、櫂伝馬を好きな人には、おわかりになると思いますが、
大きなテーマが、投げかけられました。
町興しに関して、
若い人達が、今のままの
何もアクションのない状態が続くと、
2,3年後には、祭りも存続できない
このことに危機感を感じ、
この島では、まったく組織に属していない、
無名の人達が、集い、2年掛かりで、今回の事業を
企画、立案し、
これに対して町の多くの人達も、彼等の意志に応え
「若者を送りだしてあげよう!」
という純粋な気持ちが、後押しをしました。
町の行政のトップの方も、
実は、今回、応援をしてくれていました。
「若い人が主体だから、がんばってください。応援します。」
決して
報道など表に出ず、黒子に徹してくれました。
「櫂伝馬がすきだから」
この言葉の意味は、公人としてではなく、私人として、
参加されたことの意思表明です。
※私などは、常日頃から、行政には、クレームを書いてきましたが、今回は、反省しています。(^_^;)
本当に、大人(たいじん)なんだと思います。
便乗、横やり、等々
様々な 障害を乗り越えて、
無事成功して、よかったと思います。
また、これまでの、助成金に偏ったの、
ぶら下がり、紐付き事業、目先の儲け中心の考えでは、
地域は既に成立できません。
大きなテーマを投げかける提案型の独自の事業スタイルが必要です。
根気と努力が必要です。
これからの島の事業の中心は、
若い世代が、積極的に前にでるべきだと思いました。
この島に、阻害となる事業ブローカーなど必要ありません。
町民も把握していない、構成員、
本人も、名前も間違えるような、
似たような名前の団体・組織は必要ありません。
こんな、人口規模の小さな離島になってしまった場所に、
事業報告も何もわからない得体の知れない組織など
大多数の町民は必要としていません。
もっと、シンプルに、オープンに、わかりやすく
我々の共有の財産である
地域、
大崎上島は、論じられ、語られるべきものなのです。
そうすれば、もっと新陳代謝はあがり、
地域と人の結びつきは強くなり
この島は、もっとよくなると思います。
当たり前のことなんです。
そうしなければ、同じ結果
つまり
島には将来があるのか?
と思います。
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