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島へ。5月号

昨年の12月以降からトラブル・折衝・身辺整理など、なかなか精神的に落ち着く日々がありませんでしたが、なんとか、上手く折り合いがつく目処がつきました。

社会にでて、こんなにたくさんの人に励まさられ、助けられ、勇気を頂き、応援して頂き、人として生まれてきてよかったと率直に思います。

私個人の狭い視野の中で閉じこもって判断してはいけない
もっと社会にでて人助けできるぐらいの知識と実行力が持てるぐらい努力しなければいけないと反省しています。

労働問題を含む社会問題など、このブログでは趣旨が違うため詳しく書きませんが、自殺者が、年間3万以上も起きるこの日本社会の病根は、国民の生きる姿勢、政治を含む社会観・姿勢など、社会との関わり方を前提として問われています。


本論に戻りますが、雑誌「島へ。」5月号が発刊されました。①

しまなみ海道を中心に取材されています。
残念ながら大崎上島は外れていますが、メディアの力に頼ることなく、橋の架らない原風景の残る島としての魅力を社会に向けて発案・提案していかなければいけません。

また、穂高健一さんの小説「海は燃える」で「弓張岩」がタイトルで登場しています。②

そして、たかじんのテレビ番組でも度々登場されている山田正彦民主党議員の離島の交通問題に対する取り組みが載っています。③


島に住んでいる限り避けることのできない燃料費が割高になる問題改善など社会インフラの整備に尽力されています。

これからの大崎上島で主体性をもって生きるためには、山田正彦さんのような島のエクスパート育成がキーワードになります。

島の持っている魅力を多くの人に知ってもらうためには、アクセスが容易で便利な場所にしなければいけないと思います。

それは、建築、維持・管理に将来もずっと巨額の隠れた負債を抱える橋が本当に必要だったのかという問題、
人口が減少傾向にあり活用頻度を考えると、イノシシの通る橋など必要なのかと思います。
費用対効果を考えると身分不相応な便利な橋は、瀬戸内海には必要なんでしょうか?

逆にフェリーなど既存の交通手段を最大限に活用するため税金を投入するのと果たしてどちらが割安なのかという疑問もわきます。

当初の私の考えは、「大崎上島だけに橋が架らないは、差別じゃ!」と考えていましたが、「借金まみれになって払うのに、倒産するぐらいなら、もうええよ!」という気持ちに変わりました。

船のない瀬戸内海は魅力が半減します。

それに過度の公共投資などする経済的体力は日本には残っていないからです。
低成長時代に突入したのだから、スローライフをするためには、気を張り詰めて生きなくても力を抜いて、ゆっくりした時間の中で、のんびり生きるのは、魅力的な生き方です。

みなさん、個々の考え方がありますから、それぞれが、島の思い、願いを語りあえればいいと思います。








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