明日、台風が関西でも上陸するのだろうか?
営業エリアの南港・舞洲ルートを車で回りながら、低くたれこむ夏の積乱雲を見ながら、ふっと思う。
四万人を集めたサマソニックも無事終わり、舞洲の夏も終わりなんだろうなと感傷に浸る気分だけど、毎年のことだけど、残暑は厳しいので夏が終わった気分にはなれない。
舞洲は人工島だ。
大阪で都心に近く広大なスペースはここしかなく、最近では海上物流の拠点となりつつある。
いわば穴場に近い場所だけれど、やはり、というか、残念なことに海が綺麗じゃない。
大阪湾は死に絶えた海だ。
透明度は一向に回復しない。
茶褐色の海がブルーにもどることはない。
瀬戸内海の島で育った人間にとって、それは感動の海ではない。
夢前トンネルを越えると、南港にあるなにわの海の時空館にであうことになる
今まで何度も見学にいった場所だ。
関西のような大都市でも、この貴重な文化施設は、無用の長物と化している
バブルの遺産とはいえ、残念なことである。
海の好きな人にはたまらない場所であることは間違いない。
大崎上島には、遠い昔に捨てられたものが、現在の生活の中に残っている。
実はそれが大切なものであったり、貴重なことであったりする。
わかる人にはわかる 大変 貴重な場所だ。
タイムラグを楽しめる場所であり、それは、人生を豊かにできる湯治のような場所だ。
着色する必要はない。
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