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旅する櫂伝馬 

早いもので来週の土日にスタートします。
時の流れは速いなと思います。

毎年 ジレンマに陥るのが、この時期になると「帰りたいな」という気持ちになります。
さて、今年で、3年目になりますが、大崎上島らしく自力で海の道を開くため宮島まで競漕船で航海にいきます。

参加者のみなさんの大変な努力と根気、成し遂げようとする目的意識が必要です。

海の神様の力も必要です。

単なるイベントではなく限りなく神事に近い共同作業です。

その共同作業の一環としてインターネットを使ってできる限りのアシストをしたいと思います。

Ustreamのライブも未知数で、当然失敗も成功もあるでしょうが、経験を積むことにより人間は鍛えられ強くなっていきます。

「今日より明日は、もっと良くなっていく」、強い目的意識を持つこと、共有することにより、櫂伝馬の意義が大きくなっていきます。

そうなるよう、少しでもアシストできたらいいなと思います。


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ホームページ移行のご案内

昨日このブログで書きましたが、大崎上島備忘録別館として、ブログデーターを一部移行しました。



ラベル、時系列による並び替えなど、ブログで欠点とされている一覧性の部分は、これで解決できると思います。

データー移行に際して、更新日が反映しないなど、すべて手作業で、あくせく休みの合間にやりました。

突貫作業なので、修正しないといけない部分、改善の余地は大いにありですので、合間合間にやっていこうと思います。

また、ストックしてある広報記事もまったくあげていませんので、こちらのおりをみてやっていきたいなと思います。

願いとしては、一連の流れをみていただいて、この島がどう動いて変わってきているのか、行政や国の流れ、押し引きの姿もわかれば、考える材料も増えてくると思います。

人間の記憶はいい加減なもので、その時がよければハッピーなんて時代はもうありませんので、厳しい目で考える材料にこのブログを活用してもらえれば幸いだと思います。


ホームページ移転の予定

前々から書いてきましたが、ホームページをブロガーに移転する計画です。(実際は、データーは移動していますが)
ブログの欠点として更新が増えるごとに、記事の内容が埋没してしまい、データーが探しにくい、一覧性が優れていないため、わかりずらいなど 前々から指摘してきましたが、これら欠点を補うため引っ越しをしようと思います。

ただ、ブロガーの企画が一部変更しているため、時期を前後して動的ページの画面設定がどこにあるかわらない状態となっています。

忙しいなどの理由で中々、じっくり調べることができませんが、ちゃんとした形に修正したいと思います。

ブロガーの機能として、
時系列での記事の並び替え
項目別での並び替え
など 画面上で一覧できますので、理解するうえで非常に便利です。
動的ページということで、ある程度のパソコンの性能も要求されるかもしれません。

しかし、いままで懸案事項がすこしでも改善されてより理解してもらえるページになればと思います。

過去の報道記事など、今のブログではあげていないものもありますので、時系列で、変遷・経過をみるだけで、考えるページになると思います。

時間をおって、徐々に修正していきたいと思います。

島の宴

映画撮影がスタート、中国新聞の記事をみてびっくり、馴染みのおばさんが陣頭指揮をしておもてなしをしている・・・・・、
長い間。本人とは映画の話はいっさいなし、愛犬の話はしてきたけれど

おもてなし
懐かしいけれど、今の日本では絶滅した言葉
島の人、広島県は、観光の映画にしたいみたいだけれど、これは人に関する映画

「島は風景だけじゃない、この島の人と人との営みも立派なみるべき価値のある観光資源ですよ。」

要約すればこういった答えが導き出せる。

私の願望としては、お祭りより永続性のある地域として存続して欲しい。
祭りが落ち着いて、もう一度 家に帰って一人一人がゆっくりと自己との対話ができ引き出しが結果的に増えることになればいいなと思います。

大崎上島の見どころ満載

山陽商船(竹原市)は、同社の航路がある広島県大崎上島町の見どころをまとめたガイド本を制作した。2千部作り、市観光協会や竹原港などで無料配布している。

 「瀬戸内海の宝島 大崎上島」のタイトルでA4判、63ページ。写真や地図を多用し、神峰山(453メートル)や古い町並みが残る木江地区などを紹介している。地名の由来や伝承コーナーも設けた。

 執筆に協力した郷土史家金原兼雄さん(86)=同町原田=は「本をきっかけに、島の歴史に興味を持ってくれる人が増えてくれれば」と願う。

 同社の創立50周年記念事業の一つで、約2年かけて作った。


【写真説明】山陽商船が作った広島県大崎上島町のガイド本



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本を手にしていますが、できればPDFファイルでダウンロードできるようにしてもらえればと思います。
冒頭でも書かれていますが、この本がきっかけになればと思います。
この島のおもしろさは、縦横に活用できて初めて可能になると思います。


新しい風 いま島に【上】/大崎上島

■□□私の店 世界をつなぐ

 「お待たせしました」。大崎上島のカフェ「antenna(アンテナ)」で、ドイツ人のサイクス・アダムさん(25)がエプロン姿で声をかけた。

 「クロワッサンちょうだい。あら通じない? フランス語だったかしら」。近くに住む沖原ミスカさん(69)が、英語交じりの日本語を楽しむように話す。

 アダムさんは山口大の留学生。春休みを利用し、日本文化を学ぶために来た。「瀬戸内海は波がなくて、太陽と月のライトが映ってきれい。いろんな国に行ったけど初めて見た」

 開店は昨年4月。初日から通う沖原さんは高校以来初めて、英語の勉強を始めた。亡くなった夫は米国人。でも、日本語が堪能だったので学ぼうと思わなかった。

 「母国語と英語が話せるのに、日本語を一生懸命学ぶ姿を見たら、私も何か始めなくちゃと思って」。中学1年の参考書を買い、「ディス・イズ・ア・ブック」から始めた。スタッフと英語で話すのが目標だ。



□■□

店主の森ルイさん(34)は東京都出身。警視庁の白バイ隊員だった。

 短大を卒業して約10年たった2009年、新しいことを始めたくなった。同じころ、離婚を決めた。「東京にいる理由もないな」。そう思った時、思い浮かんだのは、大崎上島に移り住んだ短大時代の友人、中尾円さん(34)だった。

 中尾さんも東京都出身。神戸市のパン屋に勤めている時、過労で倒れ、田舎暮らしに興味を持ち始めた。パン屋で使うブルーベリーが大崎上島産だと知り、04年から神戸と島を行き来して果樹作りを手伝った。

 ちょうど島では、障害者の働く場としてパン工房を作ることになり、中尾さんに白羽の矢が立った。06年に移り住み、工房の店長に。そんな中尾さんの元へ、森さんは休みを利用して毎年訪れていた。

 「島だったら、安い家があるんじゃないか」。インターネットで検索すると、退職金300万円で買える古民家があった。東京のマンションを3年間借りる金で家が買えた。10年8月には空き店舗を見つけ、東京と往復しながら準備を始めた。10月から住み込んだ。

 店の名前には、「島と外の世界をつなぐ拠点になってほしい」という思いを込めた。外国人の雇用は「WWOOF(ウーフ)」という制度を利用している。受け入れ側は、食事と宿泊場所を与え、訪問者は代わりに労働力を提供する民間の仕組み。「WWOOFジャパン」(札幌市)に、登録料を支払って申し込む。

□□■

森ルイ」は本名ではないが、島の人は親しみを込め「ルイさん」と呼ぶ。

 高校事務員の滝口恵子さん(58)もその一人。毎日使うフェリーについて「乗ると時間の流れが変わる」と森さんが言うのを聞き、はっとした。「私が島を見る目と、都会の人が見る目は違うんじゃないか」。気になってカフェを訪れる。

 森さんはネットのブログで、日々の暮らしぶりを発信し続けている。島の人に太刀魚をもらったこと、夕焼けの写真。「どこかに移住したいと思った時、大崎上島が選択肢にあがればうれしい」

    ◇

 過疎化が進む島に今、移り住む人が増え始めている。島の外で生まれ育ったからこそ、島の人が気づかなかった魅力を発信できる。外の視点を採り入れた、島の新たな取り組みを3回にわたって紹介します。(山下奈緒子)



 【大崎上島】 人口約8250人。38平方キロ。竹原港からフェリー32便(約30分)、安芸津港から同16便(約35分)。




以前、朝日新聞の海星高校に関する記事は、本題とかけ離れたひっかけ内容があったけれど、今度の山下記者の報道は、本当にすばらしいと思います。

やはりこれは、森さんの啓発のお陰なのかもしれません。
着色なしで、普段着のままの記事だと思います。

島にいると都会の喧騒を離れ独自の時間を刻んでいることに気がつくことがあります。

これってホンとは、我々人間の権利だと思います。

でも奪われているんですよね。

知らない間に

心の余裕がなくなっている

外部から来た人だから気がつくことが多いと思うんです。

こういった体験をすると贅沢だなと思うと同時に心の豊かさを自然に感じることができます。

島に住んでいるとなかなか実感できない経験です。

色分けするわけじゃないけれど、島の魅力を語る場合、カラーとして自然に違いが出てくるわけです。

外部の情報力に頼った島のプレゼンと、内部の魅力を引き出す島のプレゼンといってもいいかもしれません。

やはり、交流人口が自然と増えて自然な人間関係が一番似合う場所だと思います。

こういった憩いの場所、田舎のオアシスのような場所で世代を超えて会話が成立する空間を創造できるのは、森さんの薫陶のお陰でしょう。

昨年、スカイプでお話した、大和撫子 沖原さんも登場されていて、なかなかいい味だしているなと、

ふっと笑いがでました・・・・・

いや、まじで いい記事です。



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