
吉原炎上という映画を借りてみました。
売春防止法が施行されるまでは色街は、日本全国にありましたが、その実態はどういったものなのか、知ろうとする人はあまりいません。
ネットで書かれているのは、男のロマンとか、女性に対する過度の妄想であったり。
同じ人間なのに、要求するものが違うのも、情けないな。
実際は、性病との戦い、不妊のための命がけの原始的対処方法など、単に「性を楽しむ」どころではない戦場がそこにはありました。
借金をかてに、人の生きる道、幸せを放棄した、俗にいう丁稚という、春を売る若い女性=半ば半奴隷と、それをお金で買う男性たち
国家がそれを管理していた事実
一言で言えば、非人道的現場が、近世まで存在し、国家が黙認してきたことは、如何ともしがたい事実です。
本で調べるよりも、映画で見たほうがわかりやすいし、それが映画のストーリーなのか、限りなく史実に近い人の営みと捉えるかは、各々の判断にまかせましょう。
銭に迷い、銭に悩み、そしてそのハザマで人間性を考える、
弱くもろい愛情、真実とはなんぞや?、怨念、思念、妄想、渇望、そして錯覚
そして均衡を保つための借金の帳尻合わせ
生きてここからでれるのはまれではなかったか
ましてや、子供の産めるからだではなくなっていることも多かった
人間として自我に目覚めるのも大変だ。
でも中途半端で生きることは許してくれない。
カルマは、繰り返す
できることなら、中途半端な史観をもたず、人としてどういったことでこういった経緯になったのか、視点を持つことは大切な作業で、少しでも頭の片隅において考えていただければと思います。
そういった意味でも、この映画は大変貴重だと思います。
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