広島県大崎上島町の東野小6年生が16日、長崎市で8月にある和船をこぐ大会に参加するのを前に、東野の鮴崎(めばるざき)港周辺で櫂伝馬(かいでんま)の練習を始めた。
児童10人が櫂伝馬を長年こいでいる保護者から習った。鮴崎地区の住民グループ「若木会」から借りた全長約11・5メートルの櫂伝馬に乗り込み、「ヨイサー、ヨイサー」と掛け声を出しながら櫂のタイミングを合わせた。
青少年育成県民会議の「夢配達人プロジェクト」に選ばれた6年生12人全員は、8月7日に長崎市伊王島のペーロン大会に参加。現地の小学生による伝来の和船ぺーロンとこぎ合い、被爆地広島と長崎を結ぶ平和交流をする。
【写真説明】息を合わせて櫂伝馬の練習に取り組む6年生
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