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都合のいい田舎

チリ地震の影響で津波到来など、(実際はほとんど影響なし)

忙しく動いた一日だった。


さっそくだが、公式ページがリニューアルされていた。

化粧替えということで、

一体以前のMSに推薦発表されたホームページにはいくらの税金がかかったのだろうか?

結局のところ、作ってもらってみたところ管理できるスキルがなかったということでしょう。

費用対効果云々を一般企業とか、通常の役所では、責任を問われるケースがあるけれど、まずここでは、そんなことは、ありえないことなんでしょう。


二ヶ月遅れの公報だけれど、さっそく見させて頂いた。

20年度の歳出歳入が円グラフで載っていたが、

肝心の細目がのっていない。



最近の行政にしても、公共とながつくところの監査は、非常に厳密で、

公認会計士が連日照合作業するなど、言わば戦いが繰り広げられているのが現状だろう。

もう時代はそういう厳しい時代に入っている。

予算を潜り込まして、その場を茶化す方法もいずれは通用しなくなる。

しかし、田舎では、逆に、そういうレベルで接すると、煙たがられたり、嫌がらせにあったり、公共心と私欲が逆さまになったりするケースがほとんどだろう。


タブーのレベルが違うのだ。


住民に対するサービスのアンケートなどもっともたるもので、

本来だと町役場の職員が行う仕事を、

商船にしてもらっていることは、行政マンとしてもプライドを持ち合わせているのだろうかと思える。


江田島市議会議員 胡子雅信さんのページは参考にさせていただいているが、

議員定数

議会報告会

など、前向きな発言がたくさんでてくる。

地域の競争力は人であると痛感する。

つまり自己改革できないと、自然淘汰されてしまうことだと思う。

個人にとって都合のいい田舎などなく、

ここまで、人口減となると、

如何に島外の多くの人に大崎上島の活用頻度を上げるかにかかっているだろう。

閉ざされた場所を指向するよりも、

正面から政策論争したり、ちゃんとした根拠を基に国にたいして利益誘導を働きかける人材が必要なのだ。

内部活性化し、外部に自主的にアピールできる場所になれば、

また違った世界が見えてくるだろう。

どちらにしても純血では限界が近づいてきてる。


統廃合したとしても、

慣習はなかなかぬけだせないものなのだ。
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「悲劇の紫雲丸」を読んで

悲劇の紫雲丸

この本のサブタイトルは、


-瀬戸大橋の礎となった子供たち-

となっています。



犠牲になった子供さん、そして、助けにいって命を絶たれた先生達


ネットの時代でしょう。

検索で文字をおっていくと、

時間の経過とともに人間の記憶も風化していることがわかります。

過去の国会の議事録の膨大な量も、パソコンを使えば、瞬時に確認できました。

政治家も人です。



しかし、「悲劇の紫雲丸」は平成2年に発行されたのですが、すでに廃刊となっています。

アマゾンでも、レビューが書かれていないいわば勿忘草に近い状態です。

紫雲丸のことを平成に入って出版した本はこれ以外ないと思います。

筆者の気持ちを考えると、過去の産物として扱われることに憤りを感じないのかと思います。

しかし、もう一方で遺族の気持ちを考えると軽々しく発言するのもどうかなと思います。

また、その一方で、違う島には既に橋かかかっている現実を考えると、

これまた憤りを感じてしまいます。

本四架橋の建設のきっかけは、多大な尊い命を奪ったこの事件がスタートですから。


サブタイトルは、

-瀬戸大橋の礎となった子供たち-

それでも、橋が架かっていないこの島の実情でしょう。


色々と、考えていくと、すっきりしないことが多く、腹がたつことが多い場所です。

結局は政治利用されたのは避けられない事実ですし、胆略的にしか、交通問題を理解する能力がなかったことも事実です。


架橋問題は、

国会会議録検索システム


で検索して、当事者としてどうなのか、態度を明確にして分析して欲しいものですね。

また、こういった事実を曖昧に処理するべきではないと思います。


練る

どんな事業でも、魂が入っていないと、単なるイベントである。

万人が納得できるもの、地域の皆が末永く恩恵を得ることのできる永続的な事業

そうするためには、練ることになる。

練るためには、試行錯誤、

色々な角度で、事業を捉え、考え抜くことになる。

こうした過程を繰り返すと、自己鍛錬の場所になる。

健全な精神が必要となってくる。

いいものは、地域に浸透するし、他地域との差別化にもなる。



大崎上島の民度を考えると、

地域の運命を地域住民が参画しているとは思えない。



江田島市議会議員 胡子雅信さんのブログを読むと

正しい情報公開、

考察、

思案、


正しいプロセス、公務のマナーを身につけている。

同じ島でも、凄く距離感を感じざる得ない。

欲望に忠実な事業家よりも、自分を律することのできる人がまず必要だろう。




大崎上島はとりあえず、独立自治体を維持している。

それは、色々な意味があるだろう。

一端、合意で合併すると、裁量権がなくなり、いわゆる その地域の う ま み

がなくなる。


彼等にとって、地域の愛情と利害は裏返しの部分もあるだろう。

結局はそうだったのだ。


雇用の場所も順番からいえば、民間そして、公務員と徐々に失われていくことになる。


とどのつまり、終焉はくるのだろうか?


この地域が永続できるよう、

しっかりと魂が入った事業を考え抜き、

「練る」ことがまず必要



この地域が、お い し い  選択さへも、存在しなくなったとき、どういった行動をとるのだろうか。


権力への迎合か、

それとも、単なる懐メロで、片付くのだろうか。


舵をとる

ということは、

人が歩んできた、痕跡がくっきりとわかることだ。

人の力が地域を維持するのだから、当然のことだ。

いつの時代でも、変革は、批判や、犠牲者はつきものだ。

覚悟をきめることすら、選択の範囲にはいっているとしたら、

地域力は、最初から存在しなかったことの証明となる。

大崎上島に帰省しました。

短時間ですが、連休を利用して大崎上島に帰省しました。


今回は車を使わず交通も電車、バスを乗り継いで帰省しました。

ちょっとした、帰省で車を利用するとフェリーの乗り入れだけで、~4M未満で1,900円×2で3,800円。(往復券を利用すると少し割り引きになります。)

高速道路が土曜日曜祝日が1,000円だとすると、フェリー料金の方が割高です。

島の生活レベルから考えて車で出入りするだけでこれだけ高額の料金を払うことは納得できません。

ということで、なるべく健康を考えあるくことを考えました。

公式ホームページのPDFファイルを利用させて頂きました。

広島商船学校の作って頂いた竹原駅から、バス、フェリー、おと姫バスの時刻が一覧できる便利な時刻表を利用させて頂きました。

大変便利です。




しかし、これを利用させて頂いても、乗り継ぎの悪さは、如何ともしがたいです。

それは、呉線の本数の少なさもあるのですが、、時間調整は難しいです。

かなりマニアックな人じゃないと、「大崎上島にいってみよう!」という人はいないでしょうね。

おと姫バスの時刻表もインターネットで掲載されているファイルも、島でありながら、地名がわからないなど、頭にすぐに入りません。

後で、垂水のフェリー乗り場で気がついたことですが、広島商船の生徒さんが作られた、イラストの入ったおと姫バスの時刻表もあったんですね!
はりだされていました。

こちらのほうが、はるかに理解しやすいです。

どうして、こちらのイラスト入りの時刻表をネットで載せてくれないんでしょうか?


ただ、今回 よかったと思ったことは、おと姫バスの利用者が、私を入れて4人もいました。

一般200円、障害者100円

バスのサイズもアップしていました。



高齢者の割合がこちらで目を通させて頂いた広報1月号によると46%ですか。

高齢者になると視力の低下と判断能力が悪くなります。

最近の自動車事故は高齢者の割合が増えています。



過疎地域で、高齢者が自動車を運転するということは、命がけのことなんですよね。

安全の意味でも、採算性の意味でも、おと姫バスの利用促進は大切です。

島の出入りは大変ですけど、島内なら楽に移動できるサービスは必要です。



島外の人に島の利用促進を考え、「大崎上島の日」を設けて、年間で何回かは、船舶料金が半額にするとかして、交流人口を増やして、活性化するなどの企画が必要です。

このままいけば、自然死を含め人口は減少し、若者の流出はとまらない、消費は増えない、メリットがなくなっていきます。

こんなことは、ずっと前から、提案してきたことですが、大型連休にもかかわらず、船の利用客の少なさを考えると、「後、何年この町はもつのだろうか?」と正直に思います。

交通は相対的なものですから、利便性が良くなると、すべてにおいて付加価値が高くなり相乗効果があがりますが、逆の場合だと、取捨選択、悲しい結果しかまっていないでしょう。

残された時間はあるのでしょうか?

竹原市のサビ具合もかなりなものです。

知恵の部分ではお金はかかりません。

まさに、コミュニケーション力が試されています。

町長は当事者としてこの町の将来ビジョンを示さなければいけない。

平成13年に三町合併協議会が設立され、審議を経て合併となり、8年が経過した。

合併前に成果物として、

大崎上島三町合併問題パンフレット
みんなで考えよう 大崎上島の未来


わかりやすい内容であり、町の公式ページにPDFファイルは当初から置いてくれています。

もう一度、記憶を確認するためにも見直して欲しいと思います。
抜粋したものをスクリーンショットであげておきます。











新町建設計画から







玉石混合、玉虫色の合併であったが、
住民の審議を経てできたいわば、町のマニフェストであり、
これを元に自治体の行動方針は決まってきた。


政治不安、経済不安など諸環境も要因のひとつだが、
当初の独立自治体としての町の運営ができなくなっており、
このマニフェストが絵に描いた餅の状態であり、そのことは、何度も議会での発言で聴くことができる。


自治体とは、自ら治める、という意味だが、

現状は、独立した自治体として限界を向かえている。

これまでの無駄な国政の見直しで、小さな自治体の問題など、県も、市も眼中にない。

そうであれば、なおさらのこと、総括として、
町長は当事者としてこの町の将来ビジョンを町民に示さなければいけない。

うやむやのまま、こうなった など民主主義ではありえないことであり、
将来の羅針盤を提示しなければいけない。

このままの状態で維持できることは、無理である。

3町が合併したように、今後、他の市との対等合併など、可能なのだろうか?

今更ながら、橋を含め交通問題の遅れが致命的だ。

年始の挨拶に、期待したい。

新年を迎えるに当たり

今まで色々と小言を書いてきた。

当然、読む側にとっては面白いページではない。



ネットでこれまで、検索結果など解析をした。

自分での結果をまとめてみると、

今年は、検索の総量が明らかに減ってきた。

故郷を存続して欲しいという願いよりも、精算をした人が増えた一年じゃないだろうかと推測している。

これぐらいの規模に縮小しこれといった産業もないため、県からもお荷物自治体として、扱いに困るケースが増えてくるだろう。


平成15年から合併して7年が過ぎようとしている。

あまり田舎に頻繁に帰省したわけではないが、合って話をした人達の内容の共通点は、行政に対する不信感と小言であった。

それも、古老といわれる同じ出身の方の話でもあり、実に残念なことだ。


少ない社会資本でありながら、色々な団体がイベントを行い啓発活動を行ったとしても、

たとえば、祭りにしても、広報活動を考えるのなら、祭りの紹介は早いにこしたことはない。

しかし、いきなり祭りの直前に広報をネットであげたり、満足な効果などあがるはずもないだろう。

そういったことが、日常の風景として既に溶け込んでいる。



「ほうれんそう」とは企業でよく使われるコミュニケーションの言葉だけれど、いままで、機能したことがあるのだろうか?

光ファイバーなど必要ではなかった。


官民一体という理想は、どこえやら


真に公共性がある事業とは、地域に根付くものだけれど、

助成金のために闇雲に手を染めるようなものや、

目的が不明確で、時代の検証に堪えることのできないもの

等々、品格が備わっていない。


できることなら、筋の通った勇姿をみてみたかったことが心残りである。

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