広島商船高専(広島県大崎上島町)の流通情報工学科5年竹下千尋さん(20)が、町営コミュニティーバス「おと姫バス」の手のひらサイズの時刻表を作った。高齢化が進む島で利用の多いお年寄りが持ち運びやすいように、卒業研究として作製した。
A2判の表裏に、平日と土日曜・祝日のダイヤをそれぞれ記した。折り畳むと縦11センチ、横8センチに収まる。4路線のダイヤを色分けし、大きい文字を心掛けた。島外への通院を考慮し、竹原港(竹原市)との間を往復する船便との接続例も示した。お年寄りの乗客からニーズを聞き取って作ったという。
竹下さんは指導役の岡山正人教授と一緒に4日、町役場を訪れ、藤原正孝町長に時刻表を手渡した。研究を踏まえ、同高専は240部を用意。10日ごろからバスターミナルの事務所やバスの運転手を通じて、乗客の手に入るようにする。
【写真説明】岡山教授(左)とともに時刻表を披露する竹下さん(町役場)
大崎上島の交通機関、フェリー、バスを利用する場合、在住の人でも頭を悩ますだろう複雑な交通体系だ。
それプラス、大崎上島からJRの電車時刻、そして港から竹原駅の往復にバスも使うことを考えると、訪れるのに大変な場所となってしまう。
昔は、竹原の内港にもフェリーの発着場所があり、竹原駅への乗り継ぎも便利がよかった。
フェリーの車利用の料金も割高であり高速道路の割引を考えると不平等感が否めない。
話が長くなるので、この辺で止めます。^_^;
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