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湯崎知事の宝探しを見て思ったこと


湯崎知事の宝探しを見て

2時間近い懇談会だったが、会場の拍手の数から

かなりの人数が観客に来ていたのだろう。


町の HP より、2日間ほど早く、

この湯崎知事の来島の内容の記事をブログに

載せたが、随分、早い段階で、面談の定員が決まったそうだ。

面談内容も、現在の大崎上島の姿を反映した、内容だった。


乙姫バス、フェリー

の利便性を含む交通問題

高齢者を含む町の医療体制など、

最後まで、話題に出なかった。



若者が定住できない、根本的な原因は、

島外に医療施設を頼らなければいけない、

「医療不安」

これは、当然医療福祉も含んでいる。


また、島外から通勤できるかどうかの、

「交通問題」

雇用の場を、島に求められないのなら、

島外に求めるのは、有効な手段だ。

交流人口も大切なテーマだろう。

こういった本題が

まったくでないのは、どうしてなのだろうか?



あらためてこの島の固有の問題もわかる。

三町合併前の、資料もあるので、目を通せばおわかりになると思うけれど、

この問題は、常にトップにあがっていたが、

今度の懇談会でも、スルーだ。


組織防衛上、リスク管理の徹底はいいけれど、肝心要の論点だから、

避けることはできない。

何年後かに、またぶり返しとなるだろう。

この繰り返しが、今後も、ずっとつづくことになるだろう。


「後継者育成」、学生に関する話題が出るのなら、

他の自治体と同じように、

参加者に学生枠を設けて欲しかった。

情報感度がまったく違うので、学生の言葉を聞いてみたい。



しかし、

合併当初の「組織」とほぼ同じ、

町作りに関しても、

「組織論」で語るのと、

「住民視点」で語るのとでは、

その差は思いの外大きい。



結論から言えば、これから先、

なにがどう変わるのだろうか?

と思う。


組織、住民とのコミュニケーション不足は深刻で、

既に、空洞化している。





島のメリット、デメリットの対比は必要で、

今回のような「良いことばかりの対話」では、

意義ある会話は引き出せない。


知事は、他の自治体と同じように、

もっと難問がくると構えていたことだろう。


何かと、だらしのない民主政権ではあるが、自民政権と違い、

事業仕分けの結果

今までの、「ぶら下がり事業」から、投資効果を求められる

「成果主義」に助成事業もかわりつつある。


情報公開の徹底から、

住民の監視の目もますます厳しくなる。



人口が減ることは、すべての需要が減ることであり、

消費対象者がいなくなる。



海の道構想よりも、

島の道構想が必要だと感じた。

広島県の中でも、他の市町と違うことが、多いのだから、

当然なことだと思う。


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