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島時間

最近は、テレビ、マスコミに取り上げられることが多い大崎上島

しかし、現実には人口は減る一方
増えることはなくても、自然死を含め どんどん、分母が減っているので、何かにつけ統計上のパーセンテージは高くなる


島に移住する人は、
昔は、造船、仕事のため
しかし、今は自己実現をかねて移住する人がほとんどだろう

昔は、現実派、
今は非現実派

生産効率を上げる、利潤をあげる生き方は昔
生き方に焦点をあて、自己との対話は、今だろうか

しかし、銭の力は圧倒的だから、収支で考えれば、昔のほうが健全だろう。

離島、桃源郷、社会の体制から外れている

いいたい奴らにはいわせておけばいい

できれば、銭も欲しいが、幸せも欲しい

資本主義社会は、個人をパーツになるように、ベルトコンベアー式に、機械のごとく労働者を規格しはめ込んでいく

本来の人間ってそんなものじゃない

しかし、生まれたときからそういう環境にどっぷりつかっていると、いいパーツになることが、すばらしい人生がすごせると錯覚をしだす。

現代の学校教育も産業化がはなはだしく、お金のある家庭は受験勉強、塾へといかせる
逆に、25%の割合の母子家庭や、家庭不和の子供たちは、家に帰れば、食卓は一人、レトルト食品のオンパレード

そして孤独を紛らわすための最善の道具 テレビをつければ、産業汚染された芸能人に、真実を伝えることのないテレビ番組
まったく、自己の欲求に合致するものなどあるはずもない

そうなれば、読み書きもできないストリートチルドレンへとまっさかさまとなる。

そんな不平等を社会は底辺を支える市場として待ち構えている

自己責任は大好きなことばだけれど、日本社会の現状 年金破壊、なんちゃって終身雇用の崩壊、人身売買に近い法律をよみがえらせて政治家さんたちはどう思っているのだろう。

つまり、知らないこと、無知も自己責任ってことなんだろう。

若くして生活保護家庭に育った子供の環境を考えると前向きに社会と向き合う活気ある人間環境ではない

しかし、そんな悩んでいる若くしてストリートチルドレンになってしまった子供達も、それは君らの本当の姿ではないこを気がつくべきだ



能書きは書きすぎたが、
本題の「島時間ってなんだろう?」を考えてみたい

人間に平等なのは、一日は24時間
人間は生まれたときから、タイマーがかかり、死へと向かって走り出す


しかし、このタイマーを苦しんだり、また楽しんだり、はたまた自分で切ったりすることができる

できることなら、このタイマーを長くそして有効に使いたい
平等であることに感謝し、恐怖に駆られる前に、心を癒したい
本来の自己との対話をしてみたい

ノルマ ノルマで貨幣供給量の少ない現代日本社会でビジネスマンとして生き残るのは並大抵のことではない

都会生活でつかれきったビジネスマンは、是非島にきて、時間の流れに身を置き、都会のアカを落とせるまでゆっくりすごしたほうがいい
最初のうちは、何もないので、焦りもあるだろうが、それを受け入れ、身を自然の時間の中で置けば、なんと一日が長いことか実感できるだろう。

分刻みで動く電車や時計、夜はネオンの明かりもないけれど、窓から聞こえる虫の声、海から聞こえる波の音
いや~、贅沢なことじゃないですか。

自分のいうのもなんだけど、なんと一日の長いことか!
神聖なときをすごせます

しかし、こういってはなんだか、けなすことになるのだけれど、俗世間にどっぷりの発言を口からでてしまう俗人も世間並みに多いのは確かだけど

人間って気がつけば、いつの間にか棺おけの中なんだから、しっかり自分の時間に気がついたほうがいい。
豊な人生のスタートにつながる機会は神のプレゼントとして自然のなかで提供されているのだから。
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