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広島大に木造船「櫂伝馬」


東広島市鏡山の広島大は31日、瀬戸内の水軍が起源とされる木造船「櫂伝馬(かいでんま)」2隻をキャンパス内の山中池に浮かべた。同大のホームカミングデーや大学祭のある5、6の両日に遊覧乗船できる。

 櫂伝馬は全長11・5メートル。学生たち来場者に地域の伝統を知ってもらおうと、竹原市の保存会から借りた。女性ボランティアの2団体が漕ぎ、両日とも午前9時半~午後4時10分に無料で乗船できる。

 5日のホームカミングデーはキャンパス内で講演会や連携市町の物産販売がある。5、6日の大学祭では模擬店が並び、バンド演奏などで盛り上がる。

【写真説明】クレーンで東広島キャンパスの山中池に移される櫂伝馬






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地域結んだ、旅する櫂伝馬

地域結んだ、旅する櫂伝馬

ひろしまのチカラ!朝日新聞から    2011年01月10日


「旅する櫂伝馬」に取り組んだ大崎上島の青年たち=大崎上島町、高橋正徳撮影


厳島神社の鳥居に迫った「旅する櫂伝馬」=昨年6月6日、廿日市市、旅する櫂伝馬実行委提供

漕ぎ出す 元気ある島へ

赤い大鳥居が近づいてきた。昨年6月6日。約70キロ東の大崎上島(大崎上島町)から宮島へきた全長11メートルの櫂(かい)伝馬(でん・ま)船が、厳島神社の鳥居の下をくぐった。櫂を漕(こ)いできた18人の若者たちは互いにハイタッチして喜びをはじけさせた。島の伝統を島外にPRしようと、初めて企画された「旅する櫂伝馬」。リーダーの藤原啓志(けい・し)さん(26)は胸を熱くした。

大崎上島は周囲60キロ、面積38平方キロ。対岸との橋がない、県内最大の離島だ。だが主要産業だった造船業の衰退で、1965年に2万人だった人口は8500人に。島で生まれた人の8割が、進学・就職先を求め、高校卒業までに島外へ去る。

島内木江地区出身の藤原さんもその一人。福山市の大学を中退し、広島市へ。音楽バンド・扇風機mania(マニア)を結成し、5年前にインディーズデビューした。都会生活にすっかりなじみ、将来が輝いて見えた。

  ただ、毎年夏は必ず故郷へ帰った。櫂伝馬船の競漕(きょう・そう)に漕ぎ手として参加するためだ。中世に水軍として活躍した「大崎衆」の流れをくみ、200年以上の歴史を持つ勇壮な神事。だが帰るたび、年々すたれているように見えるのが寂しかった。
                ◇

「櫂伝馬船で、今までにない、何かおもしろいことしませんか」。08年8月、藤原さんはインターネットの交流サイトに書き込んだ。島外から多数の反応があり、うち2人の男性が参加してくれた。

呉市の会社員、野村誠治さん(47)と山口県下関市の船員有田翼(たすく)さん(27)。藤原さんは競漕を撮ったDVDを送り、交流を深めた。すると有田さんが「島とゆかりが深い土地を船で結んだら」と提案した。思いがけないアイデアだった。

09年5月、藤原さんは有田さん、野村さんと島へ渡り、同世代の漕ぎ手約10人を居酒屋に集めた。「櫂伝馬船で外洋へ出よう」。波の荒さを心配する人もいたが、「やろう」という声が勝った。島には厳島神社の分社が三つあり、毛利元就が宮島で陶晴賢(すえ・はる・かた)に大勝した1555年の厳島合戦の前、大崎衆が救援に駆け付けた故事も伝わる。だから宮島まで船でいこう――。構想が固まった。

バンド仲間が就職し、一人で音楽活動を続けていた藤原さんだが、“旅”を成功させたい思いが募った。「音楽はどこでもできるが、櫂伝馬は島にしかない」。09年12月に帰郷、町の臨時職員に採用された。

  通常、島の祭りは地区ごとに別々だ。だが藤原さんたちはあえて、島中の漕ぎ手に参加を呼びかけた。8~56歳の男28人が名乗りを上げた。その一人、岡本哲和さん(39)は「島の若者が一つになるのは、本当に大きな意味がある」と振り返る。
                ◇

455年前に大崎衆が宮島へ旅立ったのと同時期の昨年6月5日、快晴の木江港から、櫂伝馬船が滑り出した。途中で1泊した呉市の阿賀港で地元の子どもたちを体験乗船させた。みんな「大崎上島へ行ってみたい」と目を輝かせた。

2日目の午後からは、岡本さんら先輩世代が宮島の直前まで櫂を引き受けた。「ゴールは任せる。伝馬船を見せてこい」。藤原さんたちは、ラストスパートをかけた。

大崎上島の人々が、ゴールに待ち受けていた。「フレー、フレー、大崎!」。声援が押し寄せた。宮島の住民も「感動をありがとう」と横断幕で迎えた。藤原さんは涙をぬぐいながら言った。「僕たちの島に、素晴らしい祭りと船があります」

7月には愛媛県・大三島の祭りに参加。「島を越えて、仲間の輪が広がれば」。同島や因島(尾道市)で櫂伝馬に携わる人々と交流した。さらに同月、島の夏祭りで伝馬船に腰掛け、打ち上げ花火を見ていた時だった。見知らぬ人たちに話しかけられた。関東などで暮らす島の出身者たち。「旅する櫂伝馬をニュースで見て、久しぶりに帰ってきた。本当にうれしかった」。口をそろえた。

「島はやっぱり不便」と藤原さん。だが、あの旅で確認できた。「櫂伝馬は僕の生きがい。それがある島を、人生をかけて元気にしたい」。今年も、新たな旅を考えている。(中野寛)

≪キーマーク≫広島県の島
海上保安庁によると、県内には約140の島がある。このうち、本土との橋がないなどの理由で離島振興法上の「離島」に指定されているのは大崎上島など14島。1980年に江田島など5島が指定を解かれたのを始め、計14島が離島でなくなった。島と本土間が比較的近く、瀬戸内しまなみ海道など架橋整備が進んだためだ。一方で都市部に人口が流出するストロー現象も深刻で、指定解除イコール島の発展、との構図にはなっていない。


中学生櫂伝馬体験学習事業について

商工観光課および大崎上島地域協議会


8月4日(水曜日)午前9時から午後3時30分まで、大崎上島中学校1年生・2年生を対象に、

8月5日(木曜日)午前9時から午後1時まで、中学3年生を対象に、

沖浦漁港におきまして中学生櫂伝馬体験学習を行います。

町民の皆さまのご声援をお願いします。


今年の夏は、炎天下が続きます。

暑いかな、櫂伝馬の体験を通して、何かを発見して頂ければと思います。

旅する櫂伝馬動画アップ

HPに書いていましたとおり、

旅する櫂伝馬プロジェクトの動画

ほぼ、

全巻あげています。


木江17夜祭り、7月24日

東野櫂伝馬競漕も、8月13日

に開催されます。

旅する櫂伝馬委員会の意志を尊重するには、

この動画だけは、

今日までに、アップロードしなければ後がないなと思い、

一生懸命作りました。

まぁ、PCも今となっては、非力ですので、

処理速度が遅いです。

アップロードも時間がかかります。

一日仕事となりました。

多くの人が、純粋に、

この映像をみて、純粋に感じてくれればと思います。


パソコンで動画処理をしている間に、

写真を撮ってきました。

マクロ撮影ですが、

今から、7年前ぐらいの、ソニーサイバーショットですから、

現在 売られているコンパクトデジカメと較べ、

性能は、旧式です。

ただ、

付き合いが古いので、

癖をある程度わかるようになりました。

しばしの憩いです。



疲れた・・・・・・・・・・。








旅する櫂伝馬 -Picasa ウェブ アルバムについて

旅する櫂伝馬 -Picasa ウェブ アルバムを追加しました。

提供元は、みかんさん、黄旗組さん、啓志さん、ありすさん、どんぐりさん、わたし、

そのほか、不明もあります。

動画も、櫂伝馬ホームページを探していただければ、

まだ何回分かあげなければいけませんが

現在、ファイルを二つあげています。




島のこれまでの事業を考えると、

住民に満足な周知・徹底・賛同を得ることなく

一方的に、

「やりましたよ!」

といつのまにか終わってしまっている事業ばかりでした。

その後の報告書の義務づけもないことをいいことに、

あぐらをかくことが散見されてきました。



今回の、事業は、当然のことを若者が、

正当な形式で訴え、

多くの住民に賛同を得ることができた大崎上島で一番、

「よかったよ!」

と感動してもらえた事業だったと思います。

その後、今回の参加して頂いた

住民をはじめ、多くの有志の方に

事業報告義務がありますので、

まさに、仏に魂を入れる

ではありませんが、

しっかりと、

このプロジェクトの結びを

「報告」

と言う形で、ホームページで伝えようと思います。



これが、

本当の、住民と制作者の

キャッチボール、

コミュニケーションが成立するための、

作業なんだと思います。


私の根底には、

やはり、

彼等、旅する櫂伝馬実行委員会に恥をかかせるわけにはいけない、

櫂伝馬にかかわってきた、過去、現在の多くの住民の方の意志も粗末にはできない、

ことが頭にあります。



たとえれるなら、

実際、櫂を漕ぐことはできませんでしたが、

パソコンという道具で、インターネットの海の中、

不器用に、漕いでいるというのが、

現状でしょうか?




旅する櫂伝馬

旅する櫂伝馬

こちらで、ただいま

更新をおこなっています。



なんだか、ついたみたいですね。

しらんかった。

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