大望月邸のこと
大望月邸のことは、合併時の時からずっと書いてきました。
この島にとって文化灯台の意味もあり、また、合併前には、資料館をして再生するために、何億もの、貴重なお金を投資して手直しをしてきました。
歴史資料館なのですから、歴史の学習が目的です。
最近、この資料館が「遊び」の場として利用されたとのコメントを戴き、愕然としました。
子供は悪くありません。
主催者側の問題
大人の思慮、常識の問題です。
極端なたとえですが、
「広島の原爆資料館」が、彼等のおこなった利用目的の場所として、
提供されたとすると、どういった反応が市民、県民から来ると思いますか?
人口の大小の問題ではなく、常識の問題です。
歴史と全く関係のない私的流用など、「大望月邸」にはありえません。
この島で思うのは、
「この島の文化を大切に保護しよう」
と表に出ずに、尽力されている方と、
「利用できるものは、徹底的に利用しよう。」
と趣旨を理解されず、
無邪気に振る舞う目立ちたがりやさんです。
大変、貴重な文化的イベントを回数は少ないですが、
この大望月邸では開催されています。
特に東野地区の文化学芸員の方達の
努力は大変なものだと思います。
できることなら、
本来の目的で使用・活用していただき、多くの人に、
大崎上島の歴史を認識・確認していただくことが、
この島に尽力されてきた人達の願望でもあります。
利用するにしても、こういったことが、
配慮できないとは、地域の理解度の欠如を如実に現したに他なりません。
呆れました。
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