1100人とびしまサイクリング '10/12/6
瀬戸内海の多島美を望みながら自転車で島巡りする「安芸灘とびしま海道オレンジライド2010」が5日、呉市と愛媛県今治市の安芸灘7島で初めて開かれた。全国の自転車愛好家約1100人が参加。快晴の空の下でサイクリングを楽しんだ。
呉市蒲刈町の県民の浜を発着点に、90キロのフルコースと40キロのハーフコースの2部門を設定。約30人ずつのグループに分かれてスタートした。参加者は島をつなぐ6本の橋やミカン畑、江戸時代から残る港町など景観を眺めながら走った。
安芸灘7島の活性化につなげる狙いで、呉市や呉商工会議所、中国新聞社などでつくる実行委が主催。フルコースを完走した広島市佐伯区の会社役員松浦幹夫さん(58)は「海の景色がきれいだった。信号も少なく、気持ちよく走れた」と汗をぬぐっていた。
【写真説明】呉市の上蒲刈島と豊島を結ぶ豊島大橋を走り抜ける参加者
しまなみスタンプラリー開始 '10/12/2
スタンプを集めながら瀬戸内しまなみ海道のサイクリングを楽しむ「しまなみ海道サイクルスタンプラリー」が1日、尾道市などで始まった。5個そろえるごとに限定のオリジナル缶バッジがもらえる。
尾道市と愛媛県今治市に10カ所ずつ、同県上島町に4カ所のスタンプ台を設置している。縦横5つずつの升目を設けたA4判の台紙に押す。縦、横、斜めのいずれか1列がそろうたびに、バッジ1個と交換できる。
バッジは、海道の夕景や架橋などと自転車を組み合わせたデザインで15種類計3500個を用意した。期間は来年3月31日までだが、バッジがなくなり次第終了する。
自転車で海道を訪れるリピーターを増やすため、尾道市や今治市、上島町など21団体でつくる瀬戸内しまなみ海道振興協議会(会長・平谷祐宏尾道市長)が企画した。尾道観光協会=電話0848(37)9736。
【写真説明】スタンプラリーの台紙と、15種類のオリジナル缶バッジ
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