湯崎知事の目玉である瀬戸内・海の道構想をみればわかるが、とびしま海道、尾道~今治ルート本四架橋中心であり大型公共投資・道路環境が既に整備された
広域連合と、本土との道路体系から外れている
大崎上島単独とにわかれる。
サイクリングロードにしても、架橋が前提だと、大崎上島はカヤの外ということになり、連携はとれない。まさに構想からもはずれ孤島状態である。
観光政策にしても、観光ルートから外れた状態で、県政からも無視された状態だ。
アジアからの観光客の増加をメインにするのなら、なおさら交通の便のわるい場所は非採算ということで、除外されるのは、当然のことだろう。
政治力をもってしてこういった
寸断した海の道を人の力でつなげることで、はじめて本当の事業の意義がでてくると思う。
当人達が前後の事実確認をして、適確な方針・行動をとっていかないと、自律的に自治を管理することには結びつかない。
土下座外交では今の時代は受け付けてもらえない。
橋のある、なしでどう変わるのか?対比・討論するのもポイントだったと今更ながら、他人事のごとく思う。
みなさんはどうお考えなのだろうか?
私が、考えた瀬戸内・海の道構想
より瀬戸内・海の道構想事業を実効性のあるものにするため、新たに海の道(フェリールート)を
赤い線で引いてみた。
これは既存のルートだから、利用の活性化をこめて
フェリーも海の道であるという意味を込めてのことだ。
この線をひくことにより、呉から、下島までのとびしま海道と、今治尾道ルートが、結びつくことができる。
観光地として豊富な場所同士がドッキングすることにより相乗効果が生まれる。
また、東広島空港の位置的優位性もましてくる。
・とびしまサイクリングロード、しまなみ海道サイクリングロードを大崎上島の既存の設備も含め見直す。
※スタンプラリー形式にすることにより、船舶料金を半額など、考慮するなど細工をする。(県が補助する)
※低料金で宿泊できるよう、低価格3千円程度の宿をもうける。
こうして、
わずか三本の線をいれることにより、瀬戸内海の魅力が多重的になる。
意識をして考えてみてもらえれば、安い予算で、既存の設備を利用し、多くの人にしってもらえるきっかけになるだろうといつもながらに勝手に暴走しています。
逆に、言えば、
このルートを挑戦したくなるような取組をすれば、格段に認知度が変わってくる。恒常的な事業に結びつくと思う。
予算が厳しいのなら、土日祝日だけでも、取り組んでもらえないだろうか?
幸いなことに、私は、湯崎知事にもこのことは、ささやいていないし、また、広告代理店にも売り込んでいない。
瀬戸内海にやってくる人は、独自のセンサーをもった人が多いので、ルートをネットで下調べして価値を見いだし、やってくる人が多い。
面白いと思える人は、是非 この案に同調して欲しい。
この私の考えた構想には、車の使用が入っていないのが、欠点です。これは乗車料金が異常に高いこともあり、解決法はあるのかないのかわかりません。
橋の架からない島として、島をアピールできることになり、架橋が整った現在の瀬戸内海と、昔ながら瀬戸内海の対比は、いくらでもネタがつきないほど、語り尽くせないテーマだと思います。
とびしま街道横断ルート
瀬戸内・海の道構想案を発表PR