'10/12/30
広島県大崎上島町の住民有志が31日、福山城公園(福山市)で今年も年越しの炊き出しをする。初めての昨年はそばを振る舞い、一緒に餅をついたホームレスが「こんな年越しは初めて」と感激。今年は広島商船高専(同町)の外国人学生たちも加わり共感の輪が広がる。
呼び掛けたのは、島の障害者施設ふれあい工房(大串)で、2008年に支援団体を通じ広島市内のホームレスに自家製ジャムなどを送ったのが発端。昨年は直接触れ合える場を求めて、通所者や工房スタッフたち12人が福山へ出向いた。
約20人のホームレスが集まり12時間以上、餅をつき身の上話をするなど交流。涙する人もいた。工房に通い、今年も訪ねる加藤民夫さん(50)=中野=は「今年は積極的に話しかけたい」とやる気満々だ。
今年は18人が駆け付ける予定。広島商船高専の学生ジワカ・ダルマピリヤさん(23)=スリランカ、シャイレシュ・ジョシさん(21)=インド=が名乗りを上げ、広島市佐伯区湯来町の障害者施設、愛命園のスタッフ4人も加わる。
ふれあい工房の永見和昭施設長(44)は「島から福山へきずなが広がってきた」と喜ぶ。現地では午後4時から明け方の5、6時ごろまで約14時間、心温まる場を開く。
【写真説明】炊き出しに使う餅つきの石うすを囲む、左からジワカさん、シャイレシュさん、加藤さん、永見施設長
大崎上島から、広島の支援団体に食料を提供されている方もいらっしゃることは、ネットで知っていました。
立派です。
取りあげる人がいないので、今回中国新聞に載りましたので、便乗させてもらいました。
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