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海の資料

長々とブログを書いてきたけれど、、バックナンバーを調べるのに一苦労します。
もともと、ブログなんて手抜きだしね~~。

ソートするのが一苦労、
一昔前のライブドアブログなんてアクセス過多の時間帯夜の11時ごろになると固まる固まる
サービスで使わしてもらっているので、文句はいえないんですけどね。

櫂伝馬の資料等の説明をリクエストされましたが、私もよくわからない

この海の文化を調べるのには、恩師福本清先生の書かれた「大崎島造船史」を大望月邸で購入して詠むのが一番てっとり早いです。


手に入れるのが、面倒な場合は、石井謙治さんの『和船(1)』『和船(2)』法政大学出版局を借りて読むといいのではないでしょうか。

福本先生は石井先生と親交がありましたので、本の中身はかなり重複しています。
船舶・物流のことを考えると、それだけでも、夢がありますね。
石井先生の本は高価なものが多いので、図書館専用の検索サイトを使って蔵書をチェックし、借りるか、大崎上島では定かではありませんが、他県の蔵書も時間はかかりますが、取り寄せできるサービスがありますので利用するといいと思います。


また和船関連、現在の船大工の棟梁が現存してます。
これまでの、ブログの情報発信している流れで、交流があります。

調べていくと、能勢村上氏の関連や、西回り航路の関連も、小さな糸ですが、線が引かれています。
http://waqwaq500.blog.shinobi.jp/Entry/353/

一番ユニークなのが高原さんのサイト
岡山なので、何度かお会いしたいなと衝動に駆られたことがあります。
歳も近いし、見てきたものも近いものが多いですし、お互いが現代の世捨て人として、非常に共感できる人です。
家舟に関しても、実際に航海されていて、近くの海に出没しています。
八濱漂泊傳
建築の専門でもありますので、是非とも、船大工の家の解析をおこなっていただきたいと長年望んでおります。
この方の生き方はロック、革新であります。懐が非常に深い。

私は、もともとが山側の人間ですが、海側の人間のことも知っていたので、なぜか今は海側の人間のほうが交流関係は深くなっています。

大崎上島クラスのサイズだと、関連して調べるのは範囲が広くないので楽ではないかと思います。
一番大切なことは、埋もれてしまった記憶をどう現代に復活させるか。

保守的な人は、伝統・文化と簡単に結びつけますが、ひとつひとつを調べていくと、人の歴史は血の歴史、苦しい決断、楽なことはなにもありません。

望月圭介大臣にしても、廻船問屋の息子が、まったく逆の呉線を開通させるため尽力するなど、現代でいえば、石潰しの行為をしたわけです。
それは、自分の利己心ではなく国家天命のため、命を尽くす政治家としての大儀が前提にあったからだと思います。



大望月邸で、「望月東ノ助物語」を購入しました。
旧東野町時代の盛んに文化活動されていた遺作のひとつです。

本の中身は、断片的に張り合わせた感じがあり、入門編にちかいかなと思います。
それでも、旧東野町の教育委員会の取り組みが、如何に素晴らしかったかをあらわしています。

色々と調べていくと、この島が現在まで存続できたのは、外に開かれた島であったからだと強く思います。

保守的であることと、まったく逆の答えとなりますが、黄金の島であった当時は流動人口が異常に多かったのではないかと推測しています。

受け入れる側、出て行く側、
そうなってくると、島の閉塞感とはまったく逆の環境が存在していたと思います。

いつの間にか、誇りを失い、後ろ向きになり、絶望感がこの島を支配したのではないでしょうか。

逆に考えれば、
国家天命のため尽力し家をつぶした望月大臣、
槙肌、舟釘で全国1のシェアをとった南の町
エアクッション船なる逆転の発想で、海運局も困らせた造船所
幾多の経営難を潜り抜け現存している造船主
農協とまったく逆のことをして成功している農業集団
無鉄砲もいいところ、80キロ以上の海を櫂伝馬でわたる若者たち

リスクを恐れず挑戦する精神って、やっぱり惹かれますよね。

お盆の島物語はこれで終わりです。
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