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熱病のごとくうなされる

いつものことだけど、短期間の帰省で島の資料館にいくと、色々な想いに悩まされる。

実際、帰省は楽しいものでなければいけないのだろうが、根無し草の私としては、そういった気持ちになれない。

しかし、人間とは、生きるために移住する生き物だから、いわば、蝉の抜け殻のような状態が正しいのかもしれない。

船に関する資料館、特に浪華丸のある大阪の海の時空館には何度も足を運び、そのつど、写真を撮影し、道具、歴史など、メモにしたりして貧弱な知識を肉付けしている状態なのだが、6年ぶりに訪れた木江ふれあい資料館の展示物を見ると、非常に貴重な近代木造船の建造行程が丁寧に展示されており、これを今の時代で調べようと思うと大変な苦労を伴うことになるだろう。

それぐらい、木造船建造の資料は充実している。

館内の委員の人の話によると県内有数だということだ。

そういった、展示物を見るつけ、ふつふつと、交流のあったであろう多くの人たちの姿が、想像だけれど頭によぎることになる。

蝉の抜け殻となった、大崎上島、とくに木江地区だけれど、栄枯盛衰 かっての繁栄を考えると、

「人間っていったいなにを基準に生きるんだろう?」

と問いかけてみる。

簡単な答えだと、

「お金」

なんだろうけれど、それだけでは割り切れない何かが残るのは確かだ。

つまり、それは、間違いなく「歴史」であると思う。

しかし、こういった歴史も誰かが、形にして保存しなければいけない。

また、伝承しなければいけない。

偶然、ネットを扱える訳だし、また、誰も島と文化を関連づけ電子化している人は何年たってっても現れそうにない。

しかし、日本中に木造船との文化を発信している非常にコアな人達が存在している。

彼等の殆どが、目に見えない使命感で動いている。



埋没させることはできないし、誰かが、先鞭をつけなければいけない。

浅はかな力であるが、一矢報いることは、可能である。

長い間 培ってきた歴史を人間の一方的都合で埋没してはならない。

こうなってくると、決して楽しい夏休みにはならない。

そう、いつものごとく、熱病にうなされるがごとくだ。

歴史=人魂は、しっかりと大崎上島に存在している。
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