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行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅

行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅 (幻冬舎文庫)
石田ゆうすけ著


やっと図書館で借りて読むことができました。

この本も噂に違わぬすばらしい本です。

サラリーマンを辞めて、自転車で世界旅行をした時の体験談なのですが、とにかく面白いです。

短時間で読めますので、特に若い世代には読んで頂きたいと思います。


読み返すと、日本は、この本に出てくる後進国とくらべ、道路環境も、教育も行き届いている、人権など、較べようもなく保障されている。

しかし、現実に戻ってみると、お金の使い方-赤字国債の増発、無駄としっていても必要でもないものに群がる人、政治家、そして容認してきた国民、名前だけの経済大国というメンツに揺り動かされ、常に目先のものに動かされてきた-今の日本

後進国は、お金はないし、生活の保障も、老後の保障もないけれど、すくなくとも、この本に出てくる登場人物は、人間としの豊さ、つまり心の余裕は、個人として持ち合わせている。


考えみてください、

田舎の道も橋も、ほぼくまなく整備され、舗装され日本全土の交通の便がよくなるということは、その地域が活性化することだと思っていた。

しかし、道の終わりには、限界集落があり、過疎化が進んでいる、
次に省庁が打ち出したのは、故郷再生のための活性化事業
民間事業、委託事業と名前を変え、法整備のためにNPO団体などの設立用件もできたが、本質は無にも変わっていない。


国からの縦割り行政でなく、地域の自治にあった、相互扶助の精神が残っていれば、こんな無駄な、箱物事業、助成事業など、なくてもある程度の形はできていたのではないでしょうか?

人は必ず死ぬ運命ですが、たとえばお金のない国では、医療を受けて延命など無理であり、そうなれば、死ぬ場所が決まってきます。

たとえ、十分なお金があったとしても、死ぬべき運命の人間が病院で延命処置を受け、最後を迎えるのは、本当に幸せなのかなと・・・・。

こういった色々な話題が上がっていますが、やはり知った人の見守る中で最後を迎えることが幸せじゃないだろうかと思います。

社会が死(極楽浄土)を保障してくれるところは結局ない。

宗教も密接に死と結びついているが、理屈はあっても答えなど到底持ち合わせていない。

話が、脱線しましたが、こういった自分自身の考えも照らし合わせて読んでしまった本でした。


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参考ページ

7年間チャリ世界一周
石田ゆうすけ

これを書いている途中に間寛平さんを思い出しました。
どうしているのかな?

公式BLOG > 間寛平 アースマラソン - KANPEI EARTH Marathon -
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