蔵書も、自宅でパソコンで検索できる。
便利な時代だ。
橋本知事の薫陶のお陰だろうか。
入館は、館の職員の利用者へのお出迎え(挨拶)からスタートした。
メルマガもしっかり発行してくれるし、事前の情報がチェックできるのは有難い。
当たり前のことが、普通にできている場所とそうでない場所では大きな差が開く。
利用者の数字も厳しくチェックされるようになったのだろう。
今回、ネットで
足利浄圓師の「光輪」いう本が在庫であったので、是非読みたかったので借りてきた。
生野島で書かれた本かもしれないという期待もあった。
随分年季の入った本だろう。
中の紙質が、茶褐色に変色している。
出版年月日は、昭和31年となっており、足利浄圓師が79歳のとき、
洛西 自照舎で巻頭に、
齋藤政雄氏の亡き母の五十年忌に当たり法話の記録を刊行し
これを知友に分かちたいと念願され書かれたとなっている。
自費出版に限りなく近い本だから、貴重なものだと思う。
そして、もうひとつ
中国新聞社が、1988年に出版した
瀬戸内を歩く 上巻 産業編
瀬戸内を歩く 上巻 観光 地誌編
こちらは、以前 HPで公開されていたものと、
ほとんど同じことが書かれている。
大崎上島、下島、豊島、斎など、懐かしい記事がたくさんあがっている。
瀬戸内海の島好きの方なら、たまらないだろう。
平成の世になって20年以上時間が経過したが、
当時は現役の方も多かった。
店じまいをした今となっては、大変貴重な資料だ。
是非、後生の人にも、利用して戴けるよう、
資料として取りあげていこうと思います。
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