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「悲劇の紫雲丸」を読んで

悲劇の紫雲丸

この本のサブタイトルは、


-瀬戸大橋の礎となった子供たち-

となっています。



犠牲になった子供さん、そして、助けにいって命を絶たれた先生達


ネットの時代でしょう。

検索で文字をおっていくと、

時間の経過とともに人間の記憶も風化していることがわかります。

過去の国会の議事録の膨大な量も、パソコンを使えば、瞬時に確認できました。

政治家も人です。



しかし、「悲劇の紫雲丸」は平成2年に発行されたのですが、すでに廃刊となっています。

アマゾンでも、レビューが書かれていないいわば勿忘草に近い状態です。

紫雲丸のことを平成に入って出版した本はこれ以外ないと思います。

筆者の気持ちを考えると、過去の産物として扱われることに憤りを感じないのかと思います。

しかし、もう一方で遺族の気持ちを考えると軽々しく発言するのもどうかなと思います。

また、その一方で、違う島には既に橋かかかっている現実を考えると、

これまた憤りを感じてしまいます。

本四架橋の建設のきっかけは、多大な尊い命を奪ったこの事件がスタートですから。


サブタイトルは、

-瀬戸大橋の礎となった子供たち-

それでも、橋が架かっていないこの島の実情でしょう。


色々と、考えていくと、すっきりしないことが多く、腹がたつことが多い場所です。

結局は政治利用されたのは避けられない事実ですし、胆略的にしか、交通問題を理解する能力がなかったことも事実です。


架橋問題は、

国会会議録検索システム


で検索して、当事者としてどうなのか、態度を明確にして分析して欲しいものですね。

また、こういった事実を曖昧に処理するべきではないと思います。


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