交通環境が悪化するのがよくわかる。
車で帰省して小回りよく動こうとしても、馬鹿高い車両
料金がまちかまえている。
生活者の知恵で、島で出入りするのは、
「普通自動車より軽自動車」
というのが、不文律となっている。
高速道路土曜日曜祭日1000円の影響で、料金の逆転が起きている。
このことは、多くのドライバーにとって恩恵であっても、
フェリーが公共移動手段の島の人にとって、
航路廃止など、
痛手をおっている。
残念なことに、こういった社会問題を
地域の問題として、積極的に扱う人は、島内の役職についている人は
いないだろう。
これは、人材の手薄からくる、目に見える地域間格差だろう。
不便なことが多いから過疎になる。
住民サービスの第一歩は、
住民の声を拝聴して行うものだが、
お役人の意見を拝聴するようでは、本末転倒だろう。
魂のない事業のオンパレードでは、
お天道様に顔向けもできないだろう。
人というのは、
不確定な要素が重なって
成り立っている共同社会だから、
1プラス1は、2という答えはまずでない。
生活者の視点が語られない地域社会など、
あり得ない。
そのことは、
逆に地域にとっては不幸なことだ。
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