忍者に扮して島で遊ぼう '10/3/20
小学生が忍者に扮(ふん)して思いきり遊ぶ体験ツアーが4月2、3の両日、広島県大崎上島町である。
島で初めての試みで、町内の建設業者たちが企画。寺で1泊し宝探しやチャンバラを楽しむなど、遊びと人や自然との触れ合いを通じて子どもの自主性をはぐくむ。
コミュニティシステム合同会社(広島市中区)が企画。福祉系NPOなどが同じ棟に住む高齢者や子育て世代をサポートする「コミュニティハイツ」設置を進めている。代表社員は町内の岡本建設の岡本悦生社長で、体験ツアーを島の活性化事業第1号に選んだ。
遊び体験を進めるNPO法人「あそび環境Museum アフタフ・バーバン」(東京都)が協力。
定員60人で参加を募っている。
朝夕食付き9900円。
広交観光=電話082(238)4930、ファクス082(238)4913=25日必着。
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いつも思うことだが、一元的に島の事業活動を公報する部署がないのだろうか。
今回に限らず、過去、何度も、良い事業、(当然そうでない事業もある)講演会などが島で行われていても、村意識が強いのか、決して関係のない団体は公報(彼等の感覚では宣伝が正しいのだろう。)することを見たことがほとんどない。
まるで、拒んでいるかのようである。
そういう部分での仕事は皮肉を込めて立派だと言っておこう。
歴代の公報に目を通すと、ザルのように抜け実態の把握できていない講演会等がたくさんある。
ここには、田舎ならではの、
「意志の疎通、風通しのいい地域」
とかないのだろう。
実態は、、各々の連携がなく、ほぼ分断していることを証明している。
極端な例だけれど、この場所で、ネットで情報発信することさえも、既得権力化しており、閉鎖的なイメージは払拭できていない。
知り合いばかりじゃ面白くない。
お客さんの立場でいえば、島の独自の理屈など、二の次だろう。
しかし、仮に、抜け落ちた事業、イベントの中にきらりと光る宝物が埋没していたとすると、、「知らなかった」ではすまされない。
大崎上島の財産だとすると大変な損をしていることを意味する。
これからの時代は、公益事業、収益事業など、色分けしたところで、
時代の流れは、、収益性のあがらない事業は、リストラを余儀なくされ継続できない宿命だろう。
本業の他に副業にいさむ、多角化するとは、地域を問わず、色々な含みがある。
起業、新しいことにチャレンジすることは、リスクが伴う。
しかし、リスクを恐れていても前には進まない。
島の活用頻度をあげ、収益に結びつく、事業者、起業家がでてこなければ、
その地域は終わりだろう。
民活が盛んな地域でなければ、主体性をもって地域社会は成立しない。
公益性だけで対処できる時代では既にない。
いや、公益の概念もここ数年で変わってくるだろう。
ただ、望郷の念の強い一出身者として、
副業をよしとする経営者タイプの人間よりも、
地域の色に染まっていない大崎上島をしっかり公報してくれる純粋な若い世代の登場に期待したい。
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