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昔の繁栄が懐かしい大崎上島の備忘録です。
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民間団体「反貧困ネットワーク広島」が広島市内に設けている一時避難所(シェルター)の運営が厳しさを増している。長びく不況で利用する失業者が後を絶たない一方、寄付頼みの運営資金は底をつく状態。ネットワークは「このままでは存続するのが難しい」と危機感を募らせている。
ネットワークは2009年2月、広島県内の弁護士や社会福祉士が設立。失業者たちを対象とするシェルターを東区と南区に計6室を設け、生活保護申請の決定が出るまで数週間、無料で提供している。
1月末から南区のシェルターを利用している男性(58)は「ここに入ることができたから路頭に迷わずに済んだ」と感謝する。
昨夏、飲酒運転事故で免許を取り消され、職を失った。「生活保護を申請し、再出発したい」と話す。これまで約140人がシェルターを利用し、今も満室の状態だ。
シェルターの運営費は団体と個人会員の寄付金に頼っている。しかし10年度に入って団体からの大口寄付がなく、初年度に200万円を超えていた運営資金は10万円前後に減っている。1カ月の経費は家賃や光熱費など計20万円に上り、2月からは赤字運営を強いられる見通しだ。事務局=電話082(227)8181。
【写真説明】シェルターの一室で過ごす男性